2026年6月15日月曜日

【岡山大学】岡山大学総合技術部「スキルマップ」を公開~技術職員の専門技術提供への取り組み~

 

 

 

◆概 要

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の技術統括監理本部を構成する総合技術部は、所属する教育研究系技術職員約90人のスキルマップを総合技術部ホームページ上に公開しました。

 

 これまで「岡山大学研究者・技術者総覧」と科学技術振興機構(JST)の「researchmap」で、本部所属の技術職員の情報公開を行ってきましたが、今回スキルマップは「技術分類」という形で整理し、主に担当している研究機器や日常業務に関連した技術分類を可視化しています。これにより、技術職員への業務依頼時に、より精度の高い的確な技術依頼ができることや、統括部局である総合技術部と関係部局との連携強化などにつながります。

 

 岡山大学総合技術部は、令和5年度(2023年度)の教育研究系技術職員の一元組織化に伴い創部され、4つの課(医学系技術課、設計製作・社会基盤技術課、教育支援技術課、機器分析・動植物資源技術課)の課員及びサイテック・コーディネーターで構成されています。多岐にわたる業務分野に対応するため、多種多様の専門技術を有する技術職員が配置されています。今後は、「人機一体(共用機器を対象とした分類)」を目指した取り組みを行う予定にしており、岡山大学研究設備機器共用システムCFPOU(Core Facility Portal , Okayama University)を活用した、機器情報と技術分類を連携させた取り組みを行うことで、さらなる技術提供への貢献も目指します。

 

 今回のスキルマップの公開について、それに総合技術部本部長の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAは、「岡山大学は『岡山大学研究大学宣言』のもと、『岡山大学長期ビジョン2050』の実現を目指し、文部科学省の『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』などを活用して、技術職員の高度化を強力に推進しています。従来の研究者の影に隠れがちな技術職員のイメージを払拭し、研究大学を担う“当事者”として前面に立ち、研究者をはじめとしたステークホルダーとともに歩みを強めています。今回のスキルマップも高度化のひとつの手段であり、かつ今後もブラッシュアップしていきます。どうぞ岡山大学技術職員の取り組みにご期待ください。」とコメントしました。

 

 本学は技術職員が主体性を持って研究基盤・共用環境(コアファシリティ)等の研究環境の改革を強力に進めています。今後も開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学で活躍する技術職員らの活躍にご期待ください。

 

 

 本情報は、2026年6月12日に岡山大学から公開されました。

 

 

〇岡山大学総合技術部スキルマップ

 https://techall.okayama-u.ac.jp/skill-map/

 

 

岡山大学総合技術部ホームページのスキルマップ(技術分類)

 

岡山大学総合技術部メンバー

 

 

◆参 考

・岡山大学ビジョン3.0・岡山大学長期ビジョン2050

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/ou-vision.html

・国立大学法人岡山大学研究大学宣言

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003808.000072793.html

・岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)

 https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学総合技術部

 https://techall.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学コアファシリティポータル

 https://corefacility-potal.fsp.okayama-u.ac.jp/

・SXプラットフォーム~「所有」から「共有」へ。研究機器のお得なレンタル・リースプラットフォーム~

 https://sxplatform.jp/

・文部科学省「技術職員の人事制度等に関するガイドライン」

 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu10/toushin/mext_00006.html

 

 

◆参考情報

・【岡山大学】“人機一体”の研究基盤を強化推進するために「研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(チーム共用)」が始動!

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003103.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学技術統括監理本部を設置~「技術」から科学技術・イノベーション、社会変革の更なる強化促進のため、我が国の大学初の取り組みを始動~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002222.000072793.html

・【岡山大学】技術職員の高度化のフロントランナーとなる、わが国アカデミア初の「名誉技監」が誕生!

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004034.000072793.html

・【岡山大学 x 日本電子】「借りる」で、研究時間の確保・研究環境の強化・人材育成の促進・必要経費の削減へ~今までにないお得な研究機器レンタルプラットフォーム誕生!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003328.000072793.html

・【岡山大学】技術職員の見える化の強化推進として岡山大学「研究者総覧」を「研究者・技術者総覧」へ~わが国初の試みを実施~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002697.000072793.html

・【岡山大学】JSPS主催「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)勉強会 我が国における研究基盤の強化推進のための技術職員とその組織の変革~課題と必要性を含めて~」で岡山大学の取り組みについて紹介

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004039.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学技術職員を「岡山大学研究開発マネジメント人材」に認定!~研究者の研究専念環境強化・教職員の高度化を推進~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004089.000072793.html

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学総合技術部 事務室
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス

 TEL:086-251-8802

 E-mail:sougougijutsubu◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えてください

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id15430.html

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8705
 FAX:086-251-7114
 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://corefacility-potal.fsp.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://venture.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学オリジナルグッズ Online Shop:https://okadaigoods.official.ec/

 岡山大学統合報告書2025:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003715.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 岡山大学地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS):https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp/

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2026年4月期共創活動パートナー募集中:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003912.000072793.html

 設置費・保守費・修理費・撤去費が不要なお得な研究機器レンタル・リース『SXプラットフォーム』

 https://sxplatform.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

地球の奥深くに沈み込んだ海底の岩石を発見-実験・理論計算・地震観測を組み合わせ、プレートが核付近まで到達したことが明らかに-〔明治大学, 高輝度光科学研究センター, 東京大学, 岡山大学〕

 

明治大学と高輝度光科学研究センター、東京大学、岡山大学の共同研究成果プレスリリースです。

 

  

◆概 要

 明治大学理工学部の新名良介准教授、米谷珠萌同大学院生(当時)、高輝度光科学研究センター(JASRI)の河口沙織主幹研究員(当時、現:京都大学 特定准教授)、東京大学大学院理学系研究科の河合研志准教授、佐藤嶺同大学院生(当時)、大鶴啓介同大学院生(当時)、物質・材料研究機構(NIMS)の佐久間博主幹研究員、末原茂主幹研究員、岡山大学(惑星物質研究所)の石井貴之准教授で構成される研究グループは、地球深部を再現する実験、原子レベルの理論計算、地震波観測を組み合わせることで、海洋プレートとともに地球内部へ沈み込んだ岩石が、深さ約2900kmの「核―マントル境界」付近まで到達している可能性を示す新たな証拠を得ました。


 地球の表面では、海洋プレートが海溝から地球内部へ沈み込んでいます。沈み込んだプレート由来の岩石は、数億年という長い時間をかけてマントルの奥深くへ運ばれると考えられてきました。しかし、それが本当に地球中心に近い核―マントル境界まで到達しているのかを直接示すことは、これまで容易ではありませんでした。

 

 今回の研究の鍵となったのは、沈み込んだ海洋地殻に多く含まれる二酸化ケイ素(SiO2)です。SiO2は、地球深部の非常に高い圧力と温度のもとで結晶構造を変え、最深部マントルでは「seifertite(ザイフェルタイト)」と呼ばれる高密度の構造になります。この変化は、地震波の伝わり方に特徴的な影響を与えるため、地球深部に沈み込んだ岩石を探す“目印”になります。


 本研究では、まず高温高圧力実験と大型放射光施設SPring-8における量子ビーム測定によってSiO2がどの圧力・温度でseifertiteへ変化するのかを精密に決定しました。次に、原子レベルの量子理論計算によって実験結果の妥当性や、これまで問題となっていた準安定相の影響を検証しました。さらに、膨大な地震波形データを解析し、中央アメリカおよびハワイ下の地震波速度構造と照合することで、実験室で得られた鉱物の変化が、実際の地球深部で観測される地震波速度異常と対応することを示しました。


 本研究は、JSPS科研費 19H01989, 23H01277, JP23K25970, JP24K07171, JP23KJ0651, 23K19067, 24K00735, 24KJ2052の助成を受けて実施され、成果は英国Nature系列誌の「Scientific Reports」に掲載されました。

 

 本件は、2026年6月10日に公開されました。

 

 

 

 

◆論文情報
 雑誌名:Scientific Reports
 論文タイトル:Cold SiO2-rich slabs reaching the CMB revealed by the seifertite phase boundary
著者:Sinmyo R., Kawaguchi SI., Sato R., Otsuru, K., Kawai K., Sakuma H., Suehara S., Ishii T., Maitani S.
 研究機関:明治大学、高輝度光科学研究センター、東京大学、物質・材料研究機構、岡山大学 ほか
 研究内容:SiO2のseifertite相境界をSPring-8高速X線回折実験と理論計算で決定し、地震波速度構造との比較から、沈み込んだ海洋プレート由来のSiO2に富む岩石が核―マントル境界付近に到達している可能性を示した。
 DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-026-54731-6
 公開日:日本時間 2026年5月30日(土)

 

 

◆詳しい内容について
 地球の奥深くに沈み込んだ海底の岩石を発見-実験・理論計算・地震観測を組み合わせ、プレートが核付近まで到達したことが明らかに-

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r8/press20260610-1.pdf

 

 

 

 

◆本件お問い合わせ先

<研究内容・論文に関すること>
明治大学 理工学部 物理学科 新名良介

京都大学 成長戦略本部 水素エネルギーマテリアル・次世代電池研究開発ユニット (OI-HAB)  河口沙織

東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 河合研志

岡山大学 学術研究院先 鋭研究領域(惑星物質研究所) 石井貴之

<取材に関すること・その他>
 明治大学 経営企画部 広報課
 TEL: 03-3296-4082

 公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)利用推進部 普及情報課
 TEL: 0791-58-2785

 PBX: 050-3502-3763

 東京大学 理学系研究科

 岡山大学 総務部 広報課

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8705
 FAX:086-251-7114
 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://corefacility-potal.fsp.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://venture.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学オリジナルグッズ Online Shop:https://okadaigoods.official.ec/

 岡山大学統合報告書2025:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003715.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 岡山大学地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS):https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp/

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2026年4月期共創活動パートナー募集中:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003912.000072793.html

 設置費・保守費・修理費・撤去費が不要なお得な研究機器レンタル・リース『SXプラットフォーム』

 https://sxplatform.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

植物ホルモン「サイトカイニン」の長距離輸送の新たなメカニズムを解明-植物の離れた器官の成長を人為的に操作することが可能に-〔島根大学, 中部大学, 理化学研究所, 東京大学, 岡山大学, 名古屋大学〕

 

島根大学と中部大学、理化学研究所、東京大学、岡山大学、名古屋大学の共同研究成果プレスリリースです。

  


 

<本件のポイント>

  • 根から葉へのサイトカイニンの長距離輸送を調節する遺伝子「AHK3」を発見した。

  • 接ぎ木技術を用いて、根のみでAHK3遺伝子の機能を低下させたことで、離れた器官の葉の成長が増加した。

  • AHK3遺伝子は作物増産における有力なターゲットになることが期待される。

 

 

◆概 要

 島根大学大学院自然科学研究科博士後期課程の門田宏太(現 岡山大学 資源植物科学研究所 特別研究員PD)、島根大学総合科学研究支援センターの蜂谷卓士准教授、中川強教授らの研究グループは、中部大学の鈴木孝征教授、理化学研究所の小嶋美紀子技師、竹林裕美子テクニカルスタッフⅠ、東京大学の神谷岳洋准教授、岡山大学の木羽隆敏教授、名古屋大学の榊原均教授との共同研究により、植物ホルモンのサイトカイニンの受容体AHK3遺伝子が、根から葉へのサイトカイニンの長距離輸送を調節することを発見しました。


 根で作られたサイトカイニンは、道管を介して葉まで運ばれ、葉の成長を促進する作用をもつことが知られています。本研究では、接ぎ木技術を用いて、モデル植物のシロイヌナズナの根のみでAHK3遺伝子の機能を改変したことで、根や道管液中のサイトカイニン濃度が大きく増加することを発見しました。その結果、離れた器官である葉のサイトカイニン応答性が高まり、葉の成長を人為的に増加させることに成功しました。


 本研究成果は、国際学術誌「Plant and Cell Physiology」に2026年6月12日 09:01 JST(6月12日00:01 UTC)にオンライン公開されました。


 本研究は、科学研究費補助金・特別研究員奨励費[JP24KJ1709]、科学研究費補助金・基盤研究(C)[JP23K04978、JP20K05771]、科学研究費補助金・基盤研究(B)[JP21H02087]、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム[JPMJSP2155]の支援のもとで行われました。

 

 

 

 

◆論文情報
 論文タイトル:Cytokinin receptor AHK3 influences leaf size by modulating trans-zeatin-type cytokinin levels in xylem
 著者:門田宏太1, 鈴木孝征2, 小嶋美紀子3, 竹林裕美子3, 神谷岳洋4, 木羽隆敏5, 榊原均6, 中川強7, 蜂谷卓士7
 1:島根大学 大学院自然科学研究科
 2:中部大学 大学院応用生物学研究科
 3:理化学研究所 環境資源科学研究センター
 4:東京大学 大学院農学生命科学研究科
 5:岡山大学 学術研究院 先鋭研究領域(資源植物科学研究所)
 6:名古屋大学 大学院生命農学研究科
 7:島根大学 総合科学研究支援センター
 掲載誌:Plant and Cell Physiology
 DOI:https://doi.org/10.1093/pcp/pcag052

 


◆詳しい研究内容について

 植物ホルモン「サイトカイニン」の長距離輸送の新たなメカニズムを解明-植物の離れた器官の成長を人為的に操作することが可能に-
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r8/press20260612-1.pdf

 

 

 

 

◆本件お問い合わせ先

<研究に関すること>
 岡山大学 資源植物科学研究所 特別研究員PD 門田 宏太 (もんでん こうた)

 島根大学 総合科学研究支援センター 准教授 蜂谷 卓士 (はちや たくし)
 TEL:0852-32-6288

 FAX:0852-32-6109

<報道に関すること>
 島根大学 企画広報課 広報グループ
 TEL:0852-32-6603

 FAX:0852-32-6630

 中部大学 入試・広報センター
 TEL:0568-51-5541

 理化学研究所 広報部 報道担当
 TEL:050-3495-0247

 東京大学 大学院農学生命科学研究科・農学部 事務部 総務課 総務チーム 広報情報担当
 TEL:03-5841-5484

 FAX:03-5841-5028

 岡山大学 総務部 広報課
 TEL:086-251-7292

 FAX:086-251-7294

 名古屋大学 総務部 広報課
 TEL:052-558-9735

 FAX:052-788-6272

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8705
 FAX:086-251-7114
 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://corefacility-potal.fsp.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://venture.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学オリジナルグッズ Online Shop:https://okadaigoods.official.ec/

 岡山大学統合報告書2025:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003715.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 岡山大学地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS):https://j-peaks.orsd.okayama-u.ac.jp/

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2026年4月期共創活動パートナー募集中:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003912.000072793.html

 設置費・保守費・修理費・撤去費が不要なお得な研究機器レンタル・リース『SXプラットフォーム』

 https://sxplatform.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html