2021年6月16日水曜日

【情報発信】難治性がんに対する革新的な治療法の検証を行う共同研究機関等を募集!


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の世良貴史教授は、遺伝情報の発現量の人為的な調節を可能にし、医療や農業へ応用できる人工核酸結合タンパク質のデザイン・創出手法を独自開発しています。

 今回、世良教授のこのイノベーティブな技術が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「創薬総合支援事業(創薬ブースター)」の支援認定を受けたことなどから、特に治療が困難とされている「難治性がん」をターゲットとした共同研究の加速を目指し、共に研究開発を進める企業や研究機関等を広く募集します。

 ぜひご興味ご関心のある際は、お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。


◆公開情報
1.課題名
 人工転写因子を用いた難治性がんの革新的治療法の検証

2.標的疾患
 がん

3.創薬標的
 遺伝子X

4.創薬コンセプト
 特定遺伝子のプロモーターに結合できる人工DNA結合タンパクから構成される人工転写因子を用いた、疾患特異的遺伝子Xの転写調節による新たながん治療。

5.モダリティの設定
 タンパク質

6.創薬コンセプトの妥当性を支持するエビデンス
 SOX2対応人工転写因子搭載アデノウイルスベクターを  SOX2発現型肺扁平上皮がん株(EBC2)と1日培養した。当該細胞をマウスに皮下投与したところ、投与後39日段階で腫瘍増殖が観察されなかった。

7.直近の研究開発目標
 遺伝子X選択的人工転写因子を作製し、腫瘍移植モデルを用いて抗腫瘍効果を確認する。

 https://www.amed.go.jp/content/000079693.pdf
 

図.肺がんおよび食道がんの原因遺伝子であるSOX2の発現を抑制できる「人工転写因子」を作製。その人工転写因子遺伝子を導入することにより、がん原因遺伝子の発現を抑えることでがんの誘発に働くタンパク質の産生が抑えられ、がんは増殖することができない。また、人工DNA結合タンパク質を換えることにより、あらゆる疾患の予防・治療にも応用することが可能!


◆世良貴史教授からのひとこと
 私たちが開発した人工転写因子は、がん増殖をつかさどる標的の遺伝子に特異的に結合する人工DNA結合タンパク質に、遺伝子を働かせないようにするタンパク質を融合させた人工タンパク質で、ノーベル化学賞を受賞したゲノム編集技術を含め既存技術よりも、標的遺伝子に対する結合能及び特異性に優れています。すでに、本技術を用いて、標的のがん増殖遺伝子を失活させることに成功し、この人工転写因子を導入したがん細胞をヌードマウスに移植しても、腫瘍ができないことを確認しています。
 この新しい技術は、人工DNA結合タンパク質を難治性の標的遺伝子に合わせて設計するだけで、基本的にどのような疾患関連遺伝子へも適用が可能で、これまで治療が困難であった疾患にも対応できる可能性があることから、私たちの生活の質を向上させることに大いに貢献できると期待しています。そのため、様々な産業界との連携を模索しつつ、いち早く実用化できるよう日々努力しています。
 
世良貴史 教授 

世良貴史 教授


◆参 考
・遺伝子を操作する“人工転写因子”でがんの増殖を阻害~がんの増殖を担う遺伝情報を読めないようにする革新的技術を開発~(岡山大学プレスリリース)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id506.html
・ウイルスの遺伝情報を切断し、増殖を防ぐ革新的技術を開発 “人工のハサミ”でインフルエンザウイルスを5分で切断(岡山大学プレスリリース)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id422.html
・世良教授「革新的技術開発・緊急展開事業(経営体強化プロジェクト)」に採択(岡山大学プレスリリース)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6631.html
・世良教授がJST主催の「新技術説明会」に登壇 人、動物、植物に使える「三方よし」の革新的技術の発明を紹介(岡山大学プレスリリース)
 http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8070.html
・農林水産省・革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」
 http://www.okayama-u.ac.jp/user/ibunyapj/index.html


◆参考情報
・創薬支援ネットワークの支援テーマ(AMED)
 https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/theme_list.html
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/


◆本件お問い合わせ先
 <本研究に関するお問い合わせ先>

 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 世良貴史
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス 工学部6号館 5階
 E-mail:sera◎cc.okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えて下さい
 TEL:086-251-8194
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/seralab/index.html

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/user/seralab/index.html

 

【情報発信】弥生時代の争いの原因を検証:人口増加が重要な要因であることを明らかに



<発表のポイント>
  • 弥生時代北部九州に注目し、墓の数から人口、骨に残された傷から争いの頻度を推定しました。
  • 推定された人口と争いの頻度の間に正の相関関係が見られました。
  • 他の要因との関係をさらに探ることで、「人はなぜ争うのか」という人類普遍の問いに迫ることが期待されます。

◆概 要
 南山大学人類学研究所の中川朋美博士研究員・中尾央准教授と岡山大学文明動態学研究所の松本直子教授ら、東北大学の田村光平助教、国立歴史民俗博物館の松木武彦教授らの研究チームは、弥生時代中期(紀元前350年~紀元30年)に北部九州で起こった争いの原因を検討し、人口圧が一つの重要な要因であることを明らかにしました。
これらの研究成果は2021年6月5日、米国の考古学専門誌「Journal of Archaeological Science」のResearch Articleとして掲載されました。

 この研究では、この時期の北部九州で広く見られる甕棺(かめかん)と呼ばれる墓の数から推定された人口圧と、骨に残された傷から推定された争いの頻度の関係を、統計的に考察しました。こうした定量的な考察は、今後の考古学のあり方を大きく変えていくだろうと考えられます。また、さまざまな考古学的証拠を量的に表現・検討することで、日本だけでなく、海外のデータとの国際的な比較も進んでいくでしょう。

 「人はなぜ争うのか」という問いは、時期や場所を問わず、まさに人類普遍のものです。今後、人口圧以外のさまざまな要因も考慮することで、この普遍的な問いへさらに迫ることが期待されます。
 
右眼窩上部に付けられた斬創。隈・西小田遺跡(弥生時代中期後半)出土 
右眼窩上部に付けられた斬創。隈・西小田遺跡(弥生時代中期後半)出土

福岡県小郡市ハサコの宮遺跡出土甕棺(弥生時代中期前半)の三次元モデル 

福岡県小郡市ハサコの宮遺跡出土甕棺(弥生時代中期前半)の三次元モデル


◆論文情報
 論文名:Population pressure and prehistoric violence in the Yayoi period of Japan
 邦題名:弥生時代における人口圧と争い
 掲載紙:Journal of Archaeological Science
 著 者:Tomomi Nakagawa, Kohei Tamura, Yuji Yamaguchi, Naoko Matsumoto, Takehiko Matsugi, and Hisashi Nakao
 D O I:https://doi.org/10.1016/j.jas.2021.105420
 https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S030544032100090X


◆詳しいプレスリリースについて
 弥生時代の争いの原因を検証:人口増加が重要な要因であることを明らかに
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210615-1.pdf
 
岡山大学文明動態学研究所(RIDC) 

岡山大学文明動態学研究所(RIDC)


◆参考情報
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】文明動態学研究所 キックオフ・シンポジウム「パンデミックと文明 -感染症と向き合う過去から未来へ-」〔4月14日(水)開催〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所開所式を挙行
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072793.html
・【岡山大学文明動態学研究所】RIDCマンスリー研究セミナー(第2回)を開催します〔6月30日(水)オンライン〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000072793.html
 
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区) 

岡山大学文明動態学研究所(RIDC)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学文明動態学研究所(RIDC)教授 松本直子
 TEL:086-251-7519
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

  

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id842.html

【情報発信】【岡山大学】第12回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「認知症予防や早期発見につながる取り組みの普及に向けて」〔6月28日(月)〕


  • オープンイノベーションプログラムの概要
    地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者がヘルスケア/生活関連分野のテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。

【日 時】
 2021年 6月 28日(月)13:30 ~ 17:00

【テーマについて】
 わが国の人口構造の高齢化に伴い、国、自治体、企業、個人における認知症への関心が高まりを見せています。現在、多くの自治体や企業においては、認知症の予防や早期発見につながる様々な取り組みの実施やサービス・商品等の提供を行っています。

 現状、有効な治療方法がない認知症ですが、認知症の予防に取り組むとともに、認知症のリスクを早期発見することで、早い段階から適切な介入(脳トレーニング等)を行うことによって、認知機能の低下を遅らせたり、留めたりすることの可能性が示唆されています。(※)認知症の発症・進行を遅らせることで、高齢期における国民の健康長寿・QOLが実現されると考えられます。
 ※参考:厚生労働省 認知症施策推進大綱【概要】
     https://www.mhlw.go.jp/content/000519053.pdf

 しかし、「医療機関に行くのが面倒だ」、「認知症と診断されるのが怖い」、「認知症と診断されても有効な治療手段がない」といった理由で、認知症の早期発見につながる検査そのものを忌避する人が多かったのも事実です。「どのようにすれば認知症の早期発見につながる検査が普及するか」ということについて、個々の自治体や企業だけでなく、幅広い関係者からの知見・アイデアが求められています。

 事務機器、光学機器などの大手メーカーである(株)リコーでは現在認知症/MCIのリスクを早期に知ることで予防を可能とする「脳機能ドックサービス」の研究・開発を進めています。

 この脳機能ドックサービスは「脳機能簡易チェックアプリ」~「脳機能ドック」~「介入サービス提供」の3ステップから構成されています。

 今回のワークショップでは、この「脳機能ドックサービス」を普及促進するアイデアのほか、 「脳機能ドックの受診促進につながる日常簡易チェックアプリの内容についてのアイデア」、「行動変容につながる介入サービス(の組み合わせ)についてのアイデア」、の3つを検討します。


【プログラム】
(1)趣旨説明、オリエンテーション(5分、岡山大学)
(2)テーマに関する共催企業プレゼン(30分、リコー)
(3)アイデアの考え方についての説明(10分、岡山大学)
(4)テーマについてのグループディスカッション(105分、参加者全員)
(5)グループごとの事業アイデア発表・講評(60分)

【プレゼンター】
 株式会社リコー リコーフューチャーズBU メディカルイメージング事業センター 事業開発室 MEG事業推進グループ 阿部邦彦 氏

【参加者】
 テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。
 ただし、オンライン(ZOOM)参加の場合、当日オンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。
 申込多数の場合は、先着100名様に限らせていただきます

【開催形式】
 オンライン(ZOOM)、またはオフラインとオンラインの併用

【主 催】
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)

【共 催】
 株式会社リコー
 神奈川県未病産業研究会

【留意事項】
 今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 前期・後期課程の学生は、今回の「オープンイノベーションプログラム」に参加した時間(3時間)を博士前期課程「ヘルスシステム統合科学演習」および「実践ヘルスシステム統合科学」、博士後期課程「ヘルスシステム統合科学総合演習」の演習時間に参入することが可能です。なお、レポートの形式・内容については、指導教員の先生にご相談ください。

【参加申込方法】
  下記のフォームより申し込みをお願いします。
 (申込締切:2021年6月28日(月)10:00)
 https://forms.gle/1vca3wcxTybckomp8
 



◆参 考
・【岡山大学】第11回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「働き盛り世代のための認知機能チェックサービスの普及に向けた取り組み」〔4月20日(火)〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000072793.html
・【岡山大学】第10回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「新たな健康ポイントの仕組みの普及促進につながるアイデア」〔3月25日(木)〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000072793.html


◆参考情報
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももたろうスタートアップカフェ)
 https://momosta.com/
・神奈川県未病産業研究会
 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f536433/index.html
・株式会社リコー
 https://www.ricoh.co.jp/

 
 


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
 E-mail:shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えて下さい

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id2726.html


2021年6月14日月曜日

【情報発信】岡山リビングラボ 2021年度「ヘルスケア事業化セミナー」(全10回シリーズ)を開催します!


◆概 要
 岡山リビングラボは昨年度に引き続き、今年度もヘルスケア/生活関連サービス分野での新規事業創出を図る起業人材の育成を目的とした全10回シリーズの「ヘルスケア事業化セミナー」を開催します。

 今後ニーズが高まる有望な成長分野でありながら、事業化が難しいとされるヘルスケア/生活関連サービス分野。「ヘルスケア事業化セミナー」では、事業アイデア創出から事業計画策定、マーケティング、資金調達、自治体との連携方法まで、各分野の専門家が分かりやすく教えます(受講料無料ですが、可能な限り、全10回のセミナーすべてにご参加ください)。

 ヘルスケア/生活関連サービス分野での起業をお考えの学生のみなさんや社会人の方はもちろん、事業会社における新規事業開発の担当者の方などのご参加をお待ちしております。


<日 時>
 第1回:2021年6月30日(水)18:00~20:00
 第2回: 7月14日(水)18:00~20:00
 第3回: 7月30日(金)18:00~20:00
 第4回: 8月11日(水)18:00~20:00
 第5回: 9月8日(水)18:00~20:00
 第6回: 10月13日(水)18:00~20:00
 第7回: 11月19日(金)18:00~20:00
 第8回: 12月17日(金)18:00~20:00
 第9回:2022年1月21日(金)18:00~20:00
 第10回: 2月18日(金)18:00~20:00
 

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20210729flyer.pdf


<講 師(敬称略)>
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史(第1~3回)
 株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ 代表取締役社長、事業構想大学院大学 特任教授、千葉商科大学 特命教授 西根英一(第4~6回)
 株式会社くまもと健康支援研究所 代表取締役社長、熊本大学 客員教授 松尾洋(第7~8回)
 BCC株式会社 代表取締役社長、大阪市立大学 客員教授 伊藤一彦(第9~10回)
 

(講師陣左より)志水氏、西根氏、松尾氏、伊藤氏 
(講師陣左より)志水氏、西根氏、松尾氏、伊藤氏


<開講形式>
  当面オンライン開催(ZOOM)の予定ですが、新型コロナの感染状況次第により、ももスタ(Wonderwall)にて一部リアル開催する場合があります(その場合は改めてご連絡いたします)。
 〔参考:ももたろうスタートアップカフェ〕
     岡山県岡山市北区駅前町1-8-18 ICOTNICOT 2階 Wonder Wall
     https://momosta.com/access

<参加者数>
 先着100名
 ヘルスケア/生活関連サービス分野での新規事業をお考えの方であれば、どなたでも参加可能ですが、極力、10回の講座すべてにご参加ください。

<参加費>
 無 料

<お申込方法>
 下記のフォームから申し込みください。申し込み締め切りは、7月29日(木)正午です
 https://forms.gle/fWv3xyTafCSpjCjA7

<主 催>
 岡山リビングラボ(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科)

<共 催>
 岡山大学

<その他>
【岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 前期課程の学生の皆さんへ】

 今年度の「ヘルスケア事業化セミナー」に参加した時間(1回あたり2時間×10回)は、博士前期課程「実践ヘルスシステム統合科学」の演習時間に参入することが可能です。
 なお、レポートの形式・内容については、指導教員の先生にご相談ください。


◆参 考
・ヘルスケア/生活関連サービス分野に活力を! 岡山リビングラボ「ヘルスケア事業化セミナー」(全6回シリーズ)を開始【昨年度】
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9753.html


◆参考情報
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももたろうスタートアップカフェ)
 https://momosta.com/
・岡山リビングラボ 2020年度「ヘルスケアビジネス・メンタリングデイ」を開催
 http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9909.html
 
  • 2021年6月28日(月)13:30~17:00 開催
    「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)
    第12回~認知症予防や早期発見につながる取り組みの普及に向けて~
    https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id2726.html



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
 E-mail:shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
      ※◎を@に置き換えて下さい

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id2721.html

 

【情報発信】FOCUS ON(No.27)「記憶のメカニズムとビッグデータによる教育改革」を発行しました


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)は、10学部・1プログラム、8研究科、4研究所を有しており、幅広い学問領域をカバーしています。

 「FOCUS ON」では、さまざまな分野のユニークな研究者に焦点を当て、研究内容やその人柄を紹介するWeb形式のニュースレターです。

 最新号となる「FOCUS ON」(No.27)では、学術研究院教育学域の寺澤孝文教授を取り上げました。

 時間をかけて単語帳を何度も見返し、テストに備える・・・。これまで当たり前だった勉強のやり方が大きく変わるかもしれません。寺澤孝文教授は、ビッグデータを活用し、学んだ内容が実力レベルの記憶にどの程度定着したかを可視化する技術を開発。一日に数回さっと目を通すだけの勉強で、効果的に身につけさせる学習プログラムを作りました。

 学校現場でも導入されて社会実装が広がり、これまで成績が振るわず意欲を失っていた生徒を中心に、劇的な効果を上げています。ぜひご覧ください。

 また、寺澤教授との共同研究等も随時、受け付けています。ご興味ご関心のある際は、お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです!
 
 
寺澤孝文 教授 

寺澤孝文 教授


◆参 考
・マイクロステップ・スタディ(寺澤教授が独自開発し、さまざまな教育現場で使用されている記憶に特化したe-Learningです)
 https://micro-step.jimdofree.com/
 

 


 



◆参考情報
・大学院教育学研究科の寺澤教授が「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期 ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」に採択
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8250.html
・寺澤教授(教育)が教育ビッグデータによる教育の個別最適化の社会実装活動で文部科学大臣賞を受賞
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8936.html
・文部科学大臣賞を受賞した寺澤教授(教育)が記念講演 「全ての学習者に実質的メリットを提供できる新しいeラーニング」
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9001.html
・岡山大学実践データサイエンスフォーラム:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)成果報告会(2021年3月3日web開催)
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000072793.html
  

 

マイクロステップ・スタディの取組で文部科学大臣賞を受賞 

マイクロステップ・スタディの取組で文部科学大臣賞を受賞



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 教育学域 教授 寺澤孝文
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学大学院教育学研究科
 E-mail: info-micsp◎okayama-u.ac.jp
            ※◎を@に置き換えて下さい。
 https://edu.okayama-u.ac.jp/~shinri/terasawa/index.html
 https://micro-step.jimdofree.com/
 https://www.facebook.com/terasawalabo/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
            ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html


国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/research/focus_on.html

 

【情報発信】「強すぎる光」に対する藻類の生存戦略を解明! 強光を受けた際の有用藻類ユーグレナの光エネルギー利用機構を明らかに


<発表のポイント>
  • 太陽光は光合成生物にとって必須であるにもかかわらず、過剰な光は光合成生物を死滅させる恐れがあります。過剰光に対する光合成色素タンパク質の調節機構は陸上植物では知られていますが、ほとんどの微細藻類では不明です。
  • 有用藻類ユーグレナに過剰光を照射し、励起エネルギー伝達(主にクロロフィル間のエネルギーのやり取り)の変化を時間分解蛍光分光法により捉えました。光化学系タンパク質への励起エネルギー供給を抑える一方、励起エネルギー消光(クロロフィル・クロロフィルおよびクロロフィル・カロテノイド相互作用によりエネルギーが消光する現象)を促すことが明らかになりました。
  • このメカニズムが、過剰光に対する防御策として機能する可能性が示唆されます。

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)異分野基礎科学研究所の長尾遼特任講師の共同研究グループは、ミドリムシと呼ばれる二次共生緑藻Euglena gracilis(ユーグレナ)に強光照射し、光合成機能・色素発現および励起エネルギー伝達機構の変化を分析しました。この結果から、ユーグレナは強光により集光性色素タンパク質から光化学系タンパク質への励起エネルギー供給を抑制する一方で、エネルギー消光を誘導することが明らかになりました。本研究成果は2021年5月26日、科学雑誌「Photosynthesis Research」にオンラインで掲載されました。

 この研究成果は、「強光を感じ取ったユーグレナは、太陽光エネルギーをどのように利用するのか?」という問いに対して知見を与えるものです。この励起エネルギー伝達の調節機構は、ユーグレナにとっての重要な光捕集生存戦略かもしれません。
 
強光照射されたユーグレナ細胞の平均蛍光寿命 
強光照射されたユーグレナ細胞の平均蛍光寿命



◆長尾遼特任講師からのひとこと
 ユーグレナは健康食品として利用されている有用微細藻類ですが、その光合成メカニズムの多くが不明です。本研究により、ユーグレナの光適応に伴う励起エネルギー伝達機構が細胞レベルで明らかになりました。今後はタンパク質レベルでの分析を進めることにより、詳細な理解を目指します。
 
長尾 遼 特任講師 

長尾 遼 特任講師


◆論文情報
 論文名:High-light modification of excitation-energy-relaxation processes in the green flagellate Euglena gracilis
     「強光ストレスを受けたユーグレナの励起エネルギー伝達機構の調節」
 掲載紙:Photosynthesis Research
 著 者:Ryo Nagao, Makio Yokono, Ka-Ho Kato, Yoshifumi Ueno, Jian-Ren Shen, Seiji Akimoto
 D O I:10.1007/s11120-021-00849-9
 https://link.springer.com/article/10.1007/s11120-021-00849-9


◆詳しいプレスリリースについて
 「強すぎる光」に対する藻類の生存戦略を解明!強光を受けた際の有用藻類ユーグレナの光エネルギー利用機構を明らかに
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210531.pdf


◆参考情報
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
  http://www.riis.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】岡山大学異分野基礎科学研究所竣工式を挙行しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000072793.html

 

岡山大学異分野基礎科学研究所 

岡山大学異分野基礎科学研究所


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学異分野基礎科学研究所 特任講師 長尾 遼
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8630
 Twitter:https://twitter.com/NagryPhotosyn
 https://ryoagan.wixsite.com/nagaoryo
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html


国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id838.html

2021年6月13日日曜日

【情報発信】吉田圭介准教授(環境生命科学学域)が「公益財団法人中国電力技術研究財団研究奨励賞」受賞


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)学術研究院環境生命科学学域の吉田圭介准教授が公益財団法人中国電力技術研究財団研究奨励賞の2021年度受賞者に選ばれました

 公益財団法人中国電力技術研究財団は、電気エネルギー関連技術の健全な発展を図り、豊かな地域社会の実現と我が国産業の進展に寄与することを目的として、主として中国地域における電気エネルギーの供給、利用及びこれに関連する基礎的な技術に関する試験研究に対する助成などの事業を行っています。

 2019年度に終了した研究の中から、吉田准教授の研究(研究題目:「航空レーザー測深データを活用した、洪水時の河川堤防の越流リスク予測手法の開発」)が受賞対象に選ばれ、今回の表彰が決まりました。今年度の同賞の受賞者は吉田准教授のみです。

 6月1日、菅誠治工学部長から表彰状および副賞等を贈呈。新型コロナウイルスの影響により、表彰式の開催が困難となったことから、当該財団理事を務めている菅工学部長が理事長を代行して手渡しました。

 今回の受賞を受け、吉田准教授は「名誉ある賞を受賞させていただき、これまで協力していただいた多くの共同研究者に感謝します。今後も大きな研究成果が得られるよう努力していく所存です」と話しています。
 
菅工学部長(左)から表彰状を授与される吉田准教授 

菅工学部長(左)から表彰状を授与される吉田准教授

 

記念写真 

記念写真


◆参考情報
・岡山大学工学部
 https://www.engr.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学環境理工学部
 http://www.est.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院環境生命科学研究科
 http://www.gels.okayama-u.ac.jp/
・公益財団法人中国電力技術研究財団
 http://www.gr.energia.co.jp/etrfc/


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域 准教授 吉田圭介
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8149

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id10295.html


【情報発信】天敵による捕食行動が昆虫の繁殖力を増加させる


<発表のポイント>
  • 貯穀害虫であるオオツノコクヌストモドキのメスの繁殖力が、天敵であるコメグラサシガメによる捕食行動によって、増加することを発見しました。
  • 捕食者が被食者のオスとメスの繁殖力を下げるということが定説ですが、本成果は異なる結果を示しました。
  • 本成果は、天敵の捕食行動が被食者の形態や繁殖力に影響することを示し、生物進化に関する基礎研究と害虫防除に関する応用研究の両方で役立つ知見として期待されます。

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院環境生命科学学域(農)の岡田賢祐准教授と東京大学大学院農学生命科学研究科の香月雅子研究員(日本学術振興会特別研究員)、東京都立大学大学院理学研究科の岡田泰和准教授らの研究グループは、害虫であるオオツノコクヌストモドキ1)のメスの繁殖力が、その天敵であるコメグラサシガメの存在下で、増加することを明らかにしました。

 本研究成果は、令和3年6月8日(火)午後6時(日本時間)にNature Communications電子版に掲載されました。

 従来、天敵の存在によってオスとメスの繁殖が抑制されると考えられていますが、本研究は従来の定説を覆す発見です。この矛盾はオオツノコクヌストモドキにおけるオスとメスの対立関係に由来します。

 本研究は、生物の繁殖に関する新たな理論を提示するだけでなく、天敵を使った害虫防除法の技術開発においても考慮すべき知見であり、基礎・応用研究の両方で役立つことが期待されます。


 1)オオツノコクヌストモドキは、小麦やトウモロコシなど貯穀を食い荒らす害虫で、日本の本州と九州に分布します。オスが大きな大顎を持ち、メスをめぐる戦いをします。一方、メスの大顎は発達しません。コメグラサシガメは貯穀害虫の卵、幼虫、成虫の天敵であり、沖縄に分布します。
 
オオツノコクヌストモドキのオスとコメグラサシガメ、ならびにオスとメスの写真(写真提供:左、岡田賢祐准教授、右、岡田泰和准教授) 
オオツノコクヌストモドキのオスとコメグラサシガメ、ならびにオスとメスの写真(写真提供:左、岡田賢祐准教授、右、岡田泰和准教授)



◆論文情報
 論 文 名:Natural selection increases female fitness by reversing the exaggeration of a male sexually selected trait
 掲 載 紙:Nature Communications
 著   者:Kensuke Okada, Masako Katsuki, Manmohan D. Sharma, Katsuya Kiyose, Tomokazu Seko, Yasukazu Okada, Alastair J. Wilson and David J. Hosken (K. Okada and M. Katsuki contributed equally)
 https://www.nature.com/articles/s41467-021-23804-7


◆詳しいプレスリリースについて
 天敵による捕食行動が昆虫の繁殖力を増加させる
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210608.pdf


◆参考情報
・岡山大学 農学部 進化生態学ユニット
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/profile/nougaku04_6.html
・岡山大学大学院環境生命科学研究科
 http://www.gels.okayama-u.ac.jp/index.html
 
岡山大学津島キャンパス(岡山市北区) 
岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)
 


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域(農)准教授 岡田賢祐
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8324
 FAX:086-251-8324
           ※◎を@に置き換えて下さい。

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id839.html


【情報発信】「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)令和3年度総会を開催


◆概 要
  国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)と岡山県は、2021年5月18日、「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)の令和3年度の総会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、総会はオンラインで実施し、会員の企業、大学等の高等教育機関、岡山県、岡山県産業振興財団から約60人が参加しました。

 会長の岡山大学学術研究院自然科学学域(工)大橋一仁教授が議長となり、議事進行。3月11日の設立時点から現在までに企業2社が加入し、加盟機関が30となったことなどが紹介された後、令和3年度の事業計画などが審議され、承認されました。また、企業と大学による共同研究の検討を支援する「自動車軽量化・部品加工高度化分野プレ共同研究」支援事業の募集開始などについても報告が行われました。

 総会終了後には、前年度のプレ共同研究採択課題の内容発表、岡山県工業技術センターの紹介、各種補助金の情報提供が行われ、多数の参加者が耳を傾けていました。
 
コンソーシアムに関する説明の模様 
コンソーシアムに関する説明の模様


<おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)とは>
 岡山県「大学と連携した地域産業振興事業」の一環として、自動車技術に関する共同研究を目指す企業と大学等の研究者などが集い、多面的な連携を行う「共創の場」として本学に設置。自動車軽量化、部品加工高度化を中心とした要素技術全般を対象とし、共同研究の促進を図ります。

 岡山県内の自動車産業に関係する企業・研究者の研究開発を加速(アクセラレート)する存在になれるようにとの願いを込め、英語名称「OkAyama Co-creation Consortium for automotive ELemental technology」から取った「ACCEL」(アクセル)を通称としています。

 ACCELでは、本学が津島キャンパス(岡山市北区)に開設した「オープンラボ」を活用して、研究テーマごとにワーキンググループを結成し、共同研究に向けた検討を行います。また、学生と企業との交流イベント、技術向上のための勉強会なども開催する予定です。

 ACCELの活動状況は、下記のホームページでも順次紹介していきます。
 https://accel.okayama-u.ac.jp/
 
  • おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム 参画機関一覧(2021年5月18日現在)
    【企業】
     株式会社アステア
     オーエム産業株式会社
     株式会社クレファクト
     コアテック株式会社
     株式会社ショウエイ
     ゼノー工具株式会社
     テスラム株式会社
     ヒルタ工業株式会社
     冨士ダイス株式会社
     株式会社メタルワン菱和
     株式会社ラピート
     井原精機株式会社
     株式会社賀陽技研
     丸五ゴム工業株式会社
     株式会社共立精機
     株式会社江口電機
     住友重機械ファインテック株式会社
     松陽産業株式会社
     新興工業株会社
     株式会社川上鉄工所
     株式会社渡辺ビニール化学工業所
     株式会社藤岡エンジニアリング
     片山工業株式会社

    【大学等高等教育機関】
     津山工業高等専門学校
     学校法人加計学園岡山理科大学
     公立大学法人岡山県立大学
     国立大学法人岡山大学
     独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 岡山支部 中国職業能力開発大学校

    【団体等】
     岡山県
     公益財団法人岡山県産業振興財団

    https://accel.okayama-u.ac.jp/member/
 
ACCELlogo 
ACCELlogo


◆参 考
・おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム(ACCEL:アクセル)
 https://accel.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)が発進!! ~企業と大学が連携して自動車関連技術の研究開発を加速~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000072793.html
 
  • 本コンソーシアムには随時参加可能です。
    ご関心のある方は下記の「本件お問い合わせ先」までお気軽にご連絡ください。



◆本件お問い合わせ先
 ACCEL事務局(岡山大学 研究協力部 産学連携課 産学連携支援グループ)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8466
 E-mail:accel-info◎okayama-u.ac.jp
      ※@を◎に置き換えています
 https://accel.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html


国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id10311.html


【情報発信】光捕集複合体フィコビリソームの単粒子構造解析 -藻類の太陽光エネルギーを吸収するタンパク質構造を解明-


◆概 要
 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター利用技術開拓研究部門生体機構研究グループの川上恵典研究員、浜口祐研究員、米倉功治グループディレクター、理研環境資源科学研究センター技術基盤部門生命分子解析ユニットの鈴木健裕専任技師、堂前直ユニットリーダー、岡山大学異分野基礎科学研究所の長尾遼特任講師、沈建仁教授、大阪市立大学人工光合成研究センターの神谷信夫特別招へい教授、大阪市立大学大学院理学研究科細胞機能学研究室の田原悠平研究員、宮田真人教授、熊本大学産業ナノマテリアル研究所の小澄大輔准教授の共同研究グループは、電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析によって、太陽光エネルギーを高効率に吸収する藻類由来の光捕集複合体「フィコビリソーム」の全体構造を明らかにすることに成功しました。

 本研究成果は、藻類の太陽光エネルギーを効率よく吸収する仕組みを明らかにしたもので、この知見を人工光合成研究に取り入れることで高効率光エネルギー伝達システムの構築に貢献すると期待できます。

 今回、共同研究グループは、温泉から採取された好熱性シアノバクテリアThermosynechococcus vulcanusT. vulcanus)からフィコビリソームを単離し、染色剤で試料を染めた後に電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析を行うことで、T. vulcanusのフィコビリソームの全体構造とその構造様式を明らかにしました。

 本研究は、科学雑誌『Biochimica et Biophysica Acta-Bioenergetics』(オンライン版(5月29日付)に掲載されました。
 
T. vulcanusフィコビリソームの全体構造 
T. vulcanusフィコビリソームの全体構造



◆論文情報
 タイトル:Structural implications for a phycobilisome complex from the thermophilic cyanobacterium Thermosynechococcus vulcanus
 著  者:Keisuke Kawakami, Ryo Nagao, Yuhei O. Tahara, Tasuku Hamaguchi, Takehiro Suzuki, Naoshi Dohmae, Daisuke Kosumi, Jian-Ren Shen, Makoto Miyata, Koji Yonekura, and Nobuo Kamiya
 掲 載 誌:Biochimica et Biophysica Acta-Bioenergetics
 D  O  I:10.1016/j.bbabio.2021.148458
 https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0005272821000918
 

◆詳しい研究内容について

 光捕集複合体フィコビリソームの単粒子構造解析 -藻類の太陽光エネルギーを吸収するタンパク質構造を解明-
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210610.pdf
 
異分野基礎科学研究所の長尾遼 特任講師 

異分野基礎科学研究所の長尾遼 特任講師



◆参考情報
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】岡山大学異分野基礎科学研究所竣工式を挙行しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000072793.html
・【岡山大学】「強すぎる光」に対する藻類の生存戦略を解明! 強光を受けた際の有用藻類ユーグレナの光エネルギー利用機構を明らかに
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000072793.html


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学異分野基礎科学研究所 特任講師 長尾 遼(ながお りょう)
 岡山大学異分野基礎科学研究所 教授 沈 建仁 (しん けんじん)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8502(長尾)
 FAX:086-251-8502(長尾)
 https://ryoagan.wixsite.com/nagaoryo
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html



 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id840.html

 

【情報発信】「自動車軽量化・部品加工高度化分野プレ共同研究」支援事業 募集締切迫る!!

  

◆概 要
  国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)では、自動車要素技術(軽量化・部品加工高度化等)分野について、技術等の高度化の推進を図り、地域産業の活性化に寄与するため、共同研究の検討を支援する「自動車要素技術(軽量化・部品加工高度化等)分野プレ共同研究」支援事業を開始します。

 つきましては、下記のとおり、助成対象とするプレ共同研究を募集しておりますので、ご興味ご関心のある応募者は申請書等を作成のうえ、応募期間内にご提出をお願い申し上げます。

 なお、本事業は補助金を交付するものではなく、岡山大学が備品・消耗品を購入し、貸与又は支給するものである点にご注意ください


◇助成件数: 5件程度(事業の予算総額により変更有)

◇助成金額: 1件あたり30万円以内

◇助成対象: 自動車要素技術(軽量化・部品加工高度化等)に関連するプレ共同研究

◇応募資格: 1名以上の県内の大学その他の高等教育機関等に属する研究者と1者以上の民間企業等により構成されたグループを対象とする。民間企業のうち1社を代表機関とし、代表機関は岡山県内に拠点を置いていることを要する。採択後は「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム(ACCEL)」への入会申請を必須とする。

◇応募期間: 令和3年5月24日(月)~ 6月18日(金)
       ※ 応募状況によっては、二次募集を行うことがある。(7月予定)

◇研究期間: 採択通知日 ~ 令和4年2月28日(月)

◇助成内容: 研究に必要な備品・消耗品に関して、代表機関からの申し出により、岡山大学が購入し、貸与又は支給する。備品には、パソコン、ソフトウェア等が含まれる。備品及び未使用分の消耗品は、上記の研究期間終了後、返還すること。

◇選考方法: 自動車要素技術(軽量化・部品加工高度化等)分野プレ共同研究支援事業審査委員会において、原則として、書面審査により決定することとするが、必要があると認める場合は、ヒアリングを実施する。

◇主な選考基準:①共同研究への発展可能性が高いか
        ②共同研究開始に向けて課題が明確か
        ③社会のニーズに適合しているか

◇選考結果: 令和3年7月20日(火)までに代表機関へ通知する。
       ※ 二次募集を行う場合は、別途

◇申請書類等: 申請書は、以下からダウンロードして作成し、電子媒体により提出すること。その際には研究概要がわかるポンチ絵を1枚程度添付すること。なお、申請にあたっては、以下の「自動車要素技術(軽量化・部品加工高度化等)分野プレ共同研究支援事業について」の内容を確認すること。
 


◇成果報告: 研究終了後1ヶ月以内に、研究成果報告書及び決算報告書を提出ください。
       成果の発表会を開催する場合があるので、その際は公表可能な範囲で発表ください。 
 

 

 
<参考:おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)とは>
 岡山県「大学と連携した地域産業振興事業」の一環として、自動車技術に関する共同研究を目指す企業と大学等の研究者などが集い、多面的な連携を行う「共創の場」として本学に設置。自動車軽量化、部品加工高度化を中心とした要素技術全般を対象とし、共同研究の促進を図ります。

 岡山県内の自動車産業に関係する企業・研究者の研究開発を加速(アクセラレート)する存在になれるようにとの願いを込め、英語名称「OkAyama Co-creation Consortium for automotive ELemental technology」から取った「ACCEL」(アクセル)を通称としています。

 ACCELでは、本学が津島キャンパス(岡山市北区)に開設した「オープンラボ」を活用して、研究テーマごとにワーキンググループを結成し、共同研究に向けた検討を行います。また、学生と企業との交流イベント、技術向上のための勉強会なども開催する予定です。

 ACCELの活動状況は、下記のホームページでも順次紹介していきます。
 https://accel.okayama-u.ac.jp/
 

 

 



◆参考情報
・おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム(ACCEL:アクセル)
 https://accel.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)が発進!! ~企業と大学が連携して自動車関連技術の研究開発を加速~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000072793.html
・【岡山大学】「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)令和3年度総会を開催
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000072793.html


◆本件お問い合わせ先及び申請書提出先
 岡山大学 研究協力部 産学連携課
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8466
 E-mail:kikou◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※@を◎に置き換えています
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/topics/20210521/
 
 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/topics/20210521/

 

【情報発信】ウイルスの拡散防止する行動獲得のためのVR教育コンテンツの開発


<発表のポイント>
  • バーチャル・リアリティ(VR)技術によって生み出された仮想空間内で医療行為を通したウイルスの拡散・伝播状況を疑似体験することで、現実世界における医療従事者の感染対策行動を促す教育コンテンツを開発しました。
  • 現状では、病室の環境清拭用コンテンツを通してウイルスの付着や除去の状況が確認できます。
  • 今後、様々なシチュエーションを想定し教育コンテンツを充実することで、院内感染対策への貢献が期待されます。


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院医歯薬学域の萩谷英大准教授とヘルスシステム統合科学学域の五福明夫教授、工学部創造工学センターの柴田光宣技術専門職員、廣田聡技術職員の研究グループは、医療従事者の感染対策意識を向上させるためのツールとして、バーチャルリアリティ(VR:Virtual Reality) を適用した教育コンテンツを開発しました。

 このコンテンツでは、市販の VR システムを用い、通常目に見えないウイルスを仮想空間内の医療環境において視覚化しました。この仮想空間内で実際の医療現場で行われる診療・看護を行い、医療行為を通したウイルスの拡散・伝播状況を疑似体験することで、現実世界における手指衛生等の適切な感染対策の実施を促すことを目的としています。

 これまでに、病室の環境清拭用コンテンツを開発しましたが、順次、薬・文書の病室内配送、点滴バッグ交換、点滴ライン確保、手術創部観察・ガーゼ交換、尿量測定、おむつ交換などの様々なシチュエーションを想定したコンテンツを開発し、医療従事者向けの教育プログラムの開発へと発展させる予定です。
 



◆萩谷英大准教授からのひとこと
 新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、医療従事者全般における基本的な感染対策の重要性を浮き彫りにしました。VR 技術を用いて医療環境における微生物の伝播状況を疑似体験することで、現実世界での行動改善につながることを期待しています!
萩谷英大 准教授 

萩谷英大 准教授


◆五福明夫教授からのひとこと
 この教育コンテンツを試用した時、手指衛生に気をつけた行動を採らないと、こんなにあちこちにウイルスが付着するのかと愕然としました。まだまだ研究開発すべき点は多いですが、この教育コンテンツにより、急ぎの場合でもウイルスができるだけ拡散しない行動を医療従事者が無意識に採れて院内感染を防ぐことに役立てば嬉しいです。
五福明夫 教授 
五福明夫 教授


◆詳しいプレスリリースについて
 ウイルスの拡散防止する行動獲得のためのVR教育コンテンツの開発
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210527-4.pdf


◆参考情報
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/mdps/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
 



◆本件お問い合わせ先
 <本研究報告に関するお問い合わせ先>
 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 五福明夫
 〒700-0082 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス 総合研究棟4階
 TEL:086-251-8022
 FAX:086-251-8024

 <岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

 <岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html  


 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id836.html