【本件問い合わせ先】
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
TEL:086-251-8612
Email:shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
平成25年度文部科学省「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」採択課題において、SDGs推進研究大学である岡山大学が取り組んでいるイノベーション促進のための3つの対話コアである「①光技術と生命科学融合、②産官学連携強化、③未来志向型異分野ネットワーク構築」について紹介。さらに事業後も岡山大学長期ビション2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現を目指し、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」などでの取り組みをもとに、未来を拓く教育研究・社会貢献活動などについて随時ご紹介。 since2013~2026, "All rights reserved" , OKAYAMA University, JAPAN.
【本件問い合わせ先】
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
TEL:086-251-8612
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CEATECとは、「CPS / IoT」と「共創」をテーマとしたビジネス創出のための展示会です。2020年は、「CEATEC-Toward
Society 5.0 with the New
Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」をスローガンに、初めての完全オンライン開催となりました。岡山大学ブースには、約1,400人の来場者にお越しいただきました。
○Society 5.0
社会の在り方に影響を及ぼす新たな先端技術(IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータ等)をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立する新たな社会のことを指します。
○会期後も12月31日までアーカイブ期間として、CEATEC公式ホームページでオンライン公開されていますので、ぜひ、岡山大学ブースをご覧ください。(アカウントの登録が必要です(無料)。CEATEC公式ホームページはこちら)
・『磁気的非破壊検査法を用いた鋼材内の部分領域における材質評価』
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 准教授 堺健司
・『画像解析を用いた広範囲の日射量計測法とその応用技術』
岡山大学大学院自然科学研究科(工) 准教授 高橋明子
・『日本語の述語を中心とした文書の構造化技術』
岡山大学大学院自然科学研究科(工) 講師 竹内孔一
○岡山大学研究推進機構では、研究成果の普及や更なる進展、企業への技術移転の促進を目指しています。岡山大学研究推進機構ホームページにも資料を掲載しておりますので、ご覧ください。
【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
E-mail:ceatec◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9878.html
◆発表のポイント
X線下で行われる血液透析用の血管手術や心臓カテーテル検査では、検査台からの転落の危険性があり、検査台が高い事もあり、思わぬ事故につながる事があります。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病理学(免疫病理)の大原利章助教は重井医学研究所附属病院の櫻間教文部長、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科生体制御学講座(循環器内科学)吉田雅言医員と共に、X線を透過できて強度のある樹脂素材を使い、体、検査台、治療する部位を専用のベルトで一体的に固定し、転落を予防できる新しい器具を開発しました。
本器具は手術や検査の妨げにならないようにデザインされており、本器具を使う事でより安全な手術や検査が行われ、医療従事者の方々の負担も軽減される事が期待されます。
研究成果の詳細については12月22日、本学の英文誌である「Acta Medica Okayama」に掲載されました。使い方については動画共有サイトYouTubeで一般公開しています。また、本器具および付属品は株式会社ホクシンメディカルより12月22日から発売されました。
◆研究者からのひとこと
| 岡山県で開発されたので、専用のベルトではデニム生地を使用しています。体を載せる大きな樹脂製の板は市販されていないので、試作品を作るのに苦労しました。初めて動画も作りましたが、出演してくれた関係者の熱演(?)もあり、楽しく撮影する事ができました。 | ![]() 大原利章助教 |
■論文情報
論
文 名:New Vascular-Access Intervention Assistance Plate Provides Good
Operability and Safety by Preventing Accidental Falls:First Experience
of 1,872 Cases
掲 載 紙:Acta Medica Okayama
著 者: Toshiaki Ohara, Kazufumi Sakurama, Satoshi Hiramatsu
D O I:http://doi.org/10.18926/AMO/60880
■関連動画(Youtube)
透析用(日本語)
透析用(英 語)
心臓用(日本語)
心臓用(英 語)

<詳しい研究内容について>
転落防止機能付きX線透視下用の手術/検査板を開発
<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病理学(免疫病理)
助教 大原利章
(電話番号) 086-235-7143
(FAX) 086-235-7648
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id803.html
2012年より岡山大学では、研究成果や知的財産、技術移転活動などを英語で情報発信するWebマガジン「Okayama University e-Bulletin」を年3~4回発行して来ました。またAAAS(American Association for the Advancement of Science)が提供する、世界最大規模のオンラインニュースサービス「EurekAlert!」を利用し、世界の大学・研究機関の研究者やマスコミ関係者などにニュースやトピックスを交えて配信し、岡山大学の海外への情報発信の強化と国際的知名度の向上などを推進しています。
OU-MRUは、e-Bulletinの姉妹誌として、岡山大学の強みある医療系分野とその融合分野などの更なる増強と本学研究者が同分野で発表したイノベーティブな研究成果を世界にタイムリーに発信するために発行しています。
本号では、大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)分子生物学分野の垣内力教授らの大腸菌が遺伝子変異により病原性を獲得する過程を明らかにした研究成果について紹介しています。
これまで病原性を持たない細菌が病原性を持つ細菌へと進化するメカニズムは明らかになっていませんでした。垣内教授らは、昆虫であるカイコを用いて感染実験を繰り返すことにより、病原性を持たない大腸菌から病原性を持つ大腸菌を得ました。病原性を持つ大腸菌のゲノム解析を行うことにより、病原性獲得の原因となる遺伝子変異を特定しました。また、遺伝子変異により、大腸菌は宿主動物の免疫に対して抵抗することが判明しました。
この遺伝子変異は患者から分離された大腸菌にも見出されたことから、自然界においても病原性細菌の進化が起きていると推察されます。また、本研究が確立した病原性細菌の進化実験系は、病原性細菌の進化予測や病原性細菌の出現を抑える薬の開発に役立つと期待されます。
岡山大学は、2013年8月に文部科学省がわが国のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した、「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示すリサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学を構築し、「岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」となるため、強みある医療系分野などの国際的な情報発信を力強く推進しています。今後も本学から生み出される成果を産学官民共創のオープンイノベーションの加速や社会、医療現場が求める革新的技術、健康維持増進により早く届けられるように研究開発を推進していきます。
なおOU-MRUは、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されています。
Okayama University Medical Research Updates(OU-MRU) Vol.84:Friend to Foe — When Harmless Bacteria Turn Toxic.
<Back Issues:Vol.76~Vol.83>
Vol.76:The molecular pathogenesis of muscular dystrophy-associated cardiomyopathy (大学院医歯薬学総合研究科(医学系)片野坂友紀講師)
Vol.77:Green leafy vegetables contain a compound which can fight cancer cells (大学院環境生命科学研究科(農学系)中村宜督教授)
Vol.78:Disrupting blood supply to tumors as a new strategy to treat oral cancer (大学院医歯薬学総合研究科(歯学系)河合穂高助教)
Vol.79:Novel blood-based markers to detect Alzheimer's disease (大学院医歯薬学総合研究科(医学系)阿部康二教授)
Vol.80:A novel 3D cell culture model sheds light on the mechanisms driving fibrosis in pancreatic cancer (大学院ヘルスシステム統合科学研究科 狩野光伸教授&大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)田中啓祥助教)
Vol.81:Innovative method for determining carcinogenicity of chemicals using iPS cells (大学院ヘルスシステム統合科学研究科 妹尾昌治教授&杜娟博士)
Vol.82:Making memories—the workings of a neuron revealed (異分野基礎科学研究所 墨智成准教授)
Vol.83:Skipping a beat — a novel method to study heart attacks (大学院医歯薬学総合研究科(医学系)高橋賢研究准教授)
<参考>
・「Okayama University Medical Research Updates(OU-MRU)」バックナンバー
・岡山大学国際Webマガジン「Okayama University e-Bulletin」
【本件問い合わせ先】
総務部 広報課
TEL:086-251-7293
E-mail:www-adm@adm.okayama-u.ac.jp
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9819.html
◆発表のポイント
※本件は、岡山大学が「革新的BNCT用ホウ素薬剤OKD-001の研究開発」に関する共同研究契約締結について記者発表(2018/11/2)を行った研究成果に関連するものです。
岡山大学中性子医療研究センター(NTRC)の道上宏之准教授らの研究グループは、近畿大学、京都大学との共同研究で、がん治療法のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)に利用可能な世界初のホウ素薬剤の開発に成功しました。この研究成果は11月11日、国際科学誌「Journal of Controlled Release」にResearch Article として掲載されました。
BNCTは、がん患者へホウ素薬剤を点滴し、目標とするがん部位に到達したタイミングで中性子を照射し、ホウ素と中性子の核反応によりがん細胞を殺傷する、新しいタイプのがん治療法です。2020年6月より日本国内で、再発の頭頚部がんに対し保険診療が開始されました。
BNCTの成否を分けるのは、ホウ素薬剤をいかにして、効率的に、確実にがん細胞へ取り込ませるかという点です。今回我々は、ペプチドにより構成されるナノ粒子とホウ素薬剤(BSH)を混合するだけで容易に作成可能な世界初のホウ素薬剤を開発しました。この薬剤は、従来のホウ素薬剤(BSH)では難しかった、がん組織への高い集積性と、がん細胞内部まで到達するという、新しい機能を有しています。
また、従来薬剤(BSH)と比較して数十倍高いホウ素濃度の細胞内取り込みになることを確認しました。今回利用したペプチドナノ粒子は、ライフサイエンス分野で実用化開発を行っている株式会社スリー・ディー・マトリックスより無償提供いただいており、今後の共同研究開発を目標に活動しています。今回の発明は、BNCTがん治療に使用可能な新しいホウ素薬剤の候補薬剤へ寄与できることが期待されます。
◆研究者からのひとこと
| ホウ酸団子などにも使われるホウ素と、アミノ酸7個からなるペプチドを利用した、がん治療に用いる新しい治療薬を開発しました。BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)は、2020年日本で医療化スタートした、世界初のがん治療法です。いろいろながん治療法と組み合わせることも可能な、非常に発展性の高い分野です。この技術により、がんが治る人が一人でも増えるように、これからも研究活動を頑張りたいと思います。 | ![]() 道上宏之准教授 |
■論文情報
論
文 名:Self-assembling A6K peptide nanotubes as a
mercaptoundecahydrododecaborate (BSH) delivery system for boron neutron
capture t (BNCT)
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)へ利用可能なホウ素薬剤(BSH)運搬のための自己集 合A6Kペプチドナノチューブを用いた創薬掲 載 紙:Journal of Controlled Release (ジャーナル・オブ・コントロールド・リリース)著
者:Hiroyuki Michiue, Mizuki Kitamatsu, Asami Fukunaga, Nobushige
Tsuboi, Atsushi Fujimura, Hiroaki Matsushita, Kazuyo Igawa, Tomonari
Kasai, Natsuko Kondo, Hideki Matsui, Shuichi FuruyaD O I:10.1016/j.jconrel.2020.11.001
<詳しい研究内容について>
“ホウ素”と“ペプチド”でがんをやっつける!がん治療法・BNCTに利用可能なホウ素薬剤の高性能な新薬を開発
<お問い合わせ>
岡山大学中性子医療研究センター
准教授 道上宏之
(電話番号)086-235-7785
(FAX) 086-235-7784
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id796.html