岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室と株式会社大伸社は、研究力を広く社会に発信するための方策を参加者らと対話を通して共に探るため、「研究広報戦略ワークショップIII -研究広報におけるロゴタイプの役割と活用-」を、4月15日に都内にて開催しました。
今回、第3回目となる研究広報戦略ワークショップでは、ワークショップテーマとして、「ロゴタイプ(ロゴマーク)」を取り上げました。ロゴタイプが与える研究広報へのイメージやその役割について参加者らとともに意見交換を行いました。本学からは、佐藤法仁学長特命(研究担当)・リサーチアドミニストレーターが「研究広報戦略におけるロゴタイプの立ち位置を考える」と題して対話材料を提供。星の数ほどのロゴタイプが世の中にはあり、企業活動の分野だけに限らず研究活動においても重要な役割を果たしていることや、考案したロゴタイプがロゴタイプの海に埋もれてしまわないための有効かつ戦略的な使い方などについて事例を挙げて紹介。研究広報におけるロゴタイプの役割と活用について参加者らとともに熱心に意見交換を行いました。
岡山大学は、昨年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、今回のワークショップの成果も研究大学運営に活かして行きます。
また現在、本学の研究大学強化促進事業の研究活動拠点となる研究特区「グローバル最先端異分野融合研究機構」のロゴタイプを作成中です。今回のワークショップで得られた幅広い知見を活かし、戦略的にロゴタイプを活用して行く予定です。
なお、今回の研究広報ワークショップは、昨年度本学が採択された文部科学省のCOI STREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の補完事業の一環として実施されました。
研究広報戦略ワークショップI -革新的イノベーション創出を生み出す研究広報とは-:http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id3258.html
研究広報戦略ワークショップII -記者と共に革新的光技術のイノベーション創出を探る-:http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id3301.html
ロゴタイプが与えるイメージについて意見を述べる参加者。それぞれがロゴタイプについて感じるイメージや制作者の思いなどを推察し、用い方について意見を述べました。
研究広報におけるロゴタイプの役割や戦略の位置づけなどについて対話材料を提供する佐藤法仁学長特命(研究担当)・リサーチアドミニストレーター。企業活動における事例などをもとにアカディアで応用できる点や留意点などについてわかりやすく講演しました。
岡山大学のおもなロゴタイプ(左から、岡山大学学章、岡山大学コミュニケーションシンボル、岡山大学病院臨床研究中核病院シンボルマーク)。それぞれのロゴタイプが持つ意味と背負っているものの価値について対話する機会ともなりました。
国立大学法人岡山大学:http://www.okayama-u.ac.jp/index.html
株式会社大伸社:http://www.daishinsha.co.jp/
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