2019年2月9日土曜日

【情報発信】大学院社会文化科学研究科(文)の中川さんが日本学術振興会 育志賞の受賞決定

独立行政法人日本学術振興会(JSPS)が実施している「第9回(平成30年度)日本学術振興会育志賞」の受賞決定が行われ、本学大学院社会文化科学研究科(文学系)の中川朋美さん(博士後期課程)の受賞が決定しました。

今回、2,460の大学および学術団体に対して同賞の候補者の推薦依頼があり、155人の候補者の中から選考を経て、18人の受賞者が決まりました。

中川さんは、松本直子教授の指導のもと、「先史時代から国家成立期における暴力の文化的背景」というテーマで研究。遺跡出土人骨の受傷痕跡の分析を精力的に進め、学会や論文で発表するほか、教員とともに学会運営や学生指導にも熱心に取り組んでいます。

本学における同賞の受賞は、第6回(平成27年度)の呉揚(ごよう)さん(大学院社会文化科学研究科(文学系))に次いで2人目となりました。本学の人文社会系の学生・教職員にとって喜ばしいことであり、大学全体にとっても大きな意義をもつ受賞といえます。

授賞式は、3月8日に日本学士院(東京都台東区)で行われる予定です。

●日本学術振興会育志賞
同賞は、天皇陛下が平成21年の御即位20年にあたり、若手の研究者を支援、奨励するため日本学術振興会に贈られた下賜金を元に創設。将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院生を顕彰することで、その勉学および研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設したものです。
対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学および研究活動に取り組んでいる大学院生です。



●第9回(平成30年度)日本学術振興会育志賞の受賞者決定について(JSPS)


 【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL:086-251-7176



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