Clarivate Analytics社(旧トムソン・ロイターIP&Science)が発表した高被引用論文著者リスト(Highly Cited Researchers)2019年版において、本学資源植物科学研究所植物ストレス学グループの馬建鋒教授と山地直樹准教授が選出されました。馬建鋒教授は2015年版から5年連続、山地直樹准教授は4回目の受賞となります。
馬教授、山地准教授は、植物の生育に不可欠な各種ミネラルの輸送メカニズムを数多く解明し、「植物・動物学/ Plant & Animal Science」分野において世界で最も影響力のある科学者として、国際的に高く評価されました。
毎年世界で注目されている本リストでは、自然科学および社会科学の21研究分野と、複数分野を合算した業績を評価するクロスフィールドカテゴリーにおいて、2007年1月から2017年12月の11年間に世界中で発表された全論文のうち、引用された回数が非常に高い(上位1%に入る)論文を複数発表した約6,000人の各国の著名な研究者が選出されています。引用数が顕著に高い論文は、科学コミュニティが意義深く有益であると判断した一つの目安となるため、これらの研究者は後続の研究に大きな影響を与えているといえます。
岡山大学は、2013年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化などのために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。
その一つとして資源植物科学研究所(IPSR)は、Top10%補正論文割合(Q値)の最も高い組織として評価されており、馬教授、山地准教授は本学研究力強化促進の大きな原動力となる研究者です。
◯2019年版Highly Cited Researchers受賞者一覧はこちら
【本件問い合わせ先】
資源植物科学研究所 教授 馬 建鋒
TEL: 086-434-1209
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8937.html
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