◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)は、2021年12月9日、本学の特別名誉会員であり、岡山大学Alumni(全学同窓会)会長の小長啓一氏(元通商産業事務次官)が、岡山県の栄誉ある「岡山県三木記念賞」受賞の記念企画として、岡山大学法学会の後援により創立五十周年記念館金光ホールで講演会を開催しました。
当日は新型コロナウイルスの感染防止対策の下、岡山大学学生を中心に、学内関係者など約200人の参加がありました。講演会は黒神直純法学部長の司会により進行。冒頭に槇野博史学長より、「この度の受賞は、岡山大学、岡山県の人材育成、経済発展に寄与した様々な社会活動が評価されたものであり、常に岡山の課題を解決するために私たちをしっかりと導いていただいている」と祝辞を述べました。
小長氏は「高い志を持ってフロンティアに挑戦―田中角栄通商産業大臣、総理大臣に仕えて-」と題し、田中角栄元総理大臣秘書官や通商産業事務次官などを歴任した自身の経験を振り返り、これからの社会のリーダー候補となる本学学生へ向け、リーダーに求められる資質や心構えを説かれました。
また、会場に集まった多くの後輩たちにぜひ新しい分野に挑戦して欲しいと激励するとともに、これからは、それぞれの地方がその特色を活かしながら、「イノベーションは地方からがKeywordになっていく」と力強くメッセージを送られました。
質疑応答では、地方大学のご出身でありながら官僚として登りつめられたことに関して、ご自分は何が勝っていたと思われるのかという学生からの質問に対し、「大事なことは縁を大切にしてその縁を広げること。10年も経てば世の中は変化していく。どこの大学を出たということではなく、その時点時点において、フロンティアに挑戦しながら新しいご縁を得ていくことが、自分の成長に繋がったのではないか」と話されました。
最後に司会の黒神法学部長が、「大変スケールの大きい貴重なお話を聞かせていただき感謝するとともに、一歩でも小長先生に近づけるよう我々も努力していきたい」と謝辞を述べ、講演会を締めくくりました。
<「岡山県三木記念賞」について>
故岡山県知事三木行治氏が、昭和39年に日本人として初めて、アジアのノーベル賞といわれているマグサイサイ賞を受賞し、これを郷土の発展に役立てたいとの考えから、昭和40年に岡山県三木記念事業基金が設置され、その運用により、昭和43年から公共奉仕の精神をもって地域社会の発展に貢献した者を顕彰し、又は助成する岡山県三木記念事業として実施されている。
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-1778.html
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岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
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岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000072793.html
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