2016年6月28日火曜日

【情報発信】「採択に至る科研費申請のノウハウ」 第1回科研費講演会を開催

岡山大学研究推進産学官連携機構は6月21日、八戸高等専門学校の岡田益男校長(元東北大学副学長)を招き、「科研費獲得キャンペーン」の本年度第1回目となる科研費書き方講習会を津島地区と鹿田地区それぞれで開催しました。講演題目は「採択に至る科研費申請のノウハウ」。津島会場には71人、鹿田会場には75人が参加し、講師の話に熱心に耳を傾けていました。

岡田校長は、大学評価・学位授与機構運営委会、国大協大学評価委員会、JSPS科研費運営委員会等の委員を歴任され、日本の科学技術研究を牽引された経験を踏まえ、申請の際のポイントなどについて助言。本学の科研費申請件数・採択件数の実績に基づいた科研費政策の提案もあり、参加者からは今後の申請に向けて非常に参考になったとの声も上がっていました。 

講演資料はこちら(学内限定ページ)

 

【本件お問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 森川、羽崎
TEL:086-251-8466

 

講師の岡田校長
 

2016年6月27日月曜日

【情報発信】ワークショップ「これからの日本が期待する大学院」を開催

岡山大学は5月19日、「大学院医療科学統合研究科(仮称)第1回ワークショップ『これからの日本が期待する大学院』」を創立五十周年記念館で開催しました。

岡山大学では「医学と工学の連携」と「文系と理系の融合」を網羅して、教育と研究を推進することを目標とした「大学院医療科学統合研究科(仮称)」の創設が検討されています。本ワークショップは、同大学院が超高齢化・少子化している日本の将来にどのように貢献できるのかを考えることを目的に実施しました。


ワークショップでは、森田潔学長によるあいさつの後、政策研究大学院大学(元文部科学省科学技術・学術政策局長)の有本建男教授が「グローバルに革新を迫られる大学と科学技術の方法」と題して基調講演しました。
妹尾昌治副学長から新研究科設置に向けた活動報告、関連する教育研究分野の教員4人から話題提供の後、有森教授や阿部宏史理事、荒木勝理事らによるパネルディスカッションも行われました。約230人の本学学生と教職員が参加。熱心な質疑応答が行われ、パネリストらとともに活発な議論が展開されました。

【本件問い合わせ先】
自然系研究科等事務部医療統合科学研究科設置準備室
 TEL: 086-251-8811


講演する有本教授
 

2016年6月20日月曜日

【情報発信】敗血症の治療法開発へ新たな道筋 血漿タンパク質HRGがカギ

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)薬理学の西堀正洋教授、和氣秀徳助教らの研究グループは、マウスの敗血症病態モデルの解析によって、複雑で重篤な敗血症病態を理解する上で重要な血漿タンパク質Histidine-rich glycoprotein (HRG)を同定し、HRGが循環血中の好中球と血管内皮細胞の静穏化維持に極めて重要な働きをする因子であることや、敗血症病態のカスケードが血中HRGの低下を起点として進行することを世界で初めて解明しました。
 
また、本研究グループはHRGを薬として補う新しい治療法を検討。敗血症時にHRGが著明に低下したマウスに、HRGを注射によって補充することで劇的な生存維持効果があることを見いだしました。本研究成果は6月10日、Cell誌とLancet誌が共同サポートする科学誌「EBioMedicine」電子版に掲載されました。
本研究により、世界で年間2000~3000万人が発症しているといわれるヒトの敗血症の治療にも応用できるものと期待されます。すでに、哺乳動物細胞を使ったヒト組み換えタンパクの製造にも成功し、新しい治療薬の開発に向けての研究が順調に進行しています。世界的に抗生物質以外の治療薬が存在しない現状から、今後の成果がさらに期待されます。
本研究は、厚生労働省科学研究費 医療技術実用化総合研究事業(臨床研究・治験推進研究事業)(平成25-27年度)として実施されました。なお、同事業は平成27年度より国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)に移行しています。
 
 


敗血症の治療法開発へ新たな道筋 血漿タンパク質HRGがカギ


<論文情報等>
タイトル:Histidine-Rich Glycoprotein Prevents Septic Lethality through Regulation of Immunothrombosis and Inflammation.著  者:Wake, H., Mori, S., Liu, K., Morioka, Y., Teshigawara, K., Sakaguchi, M., Kuroda, K., Gao, Y., Takahashi, H., Ohtsuka, A., Yoshino, T., Morimatsu, H., and Nishibori, M.掲 載 誌:EBioMedicine DOI:10.1016/j.ebiom.2016.06.003
URL:
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S235239641630247X


<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)
薬理学分野 教授 西堀 正洋
(電話番号)086-235-7140
(FAX番号)086-235-7140


http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id401.html

2016年6月17日金曜日

【情報発信】日本学術振興会育志賞受賞者の呉さん(社会文化科学研究科)による学内発表

本学の役員政策会議が6月13日に開かれ、第6回(平成27年度)日本学術振興会育志賞受賞者の呉揚さん(大学院社会文化科学研究科博士後期課程3年)による学内発表を行いました。
呉さんは、受賞した研究テーマ「状態・存在・特性・関係を表す動詞についての記述的研究」に関し、「富士山がそびえる」など身近な用例を交え、自身の研究の特色を説明し、今後の研究への意気込みを述べました。

「日本学術振興会育志賞」
天皇陛下の御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するために、陛下から御下賜金を賜り創設された賞です。

【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課 
TEL:086-251-7176



大学執行部を前に研究発表をする呉さん
 

2016年6月16日木曜日

【情報発信】「岡大農場出身『千屋牛』」市内の百貨店で販売開始

岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター津高牧場で生まれ、新見市の有限会社哲多和牛牧場で肥育した「千屋牛」が6月15日、「岡大農場出身『千屋牛』」として天満屋岡山店精肉売場で販売開始されました。

津高牧場では、25年間にわたって外部からウシを導入することなく、岡山系雌ウシと雄ウシの交配にこだわり、優秀な系統の選抜を実施。優良な子牛を年間40頭程度、出荷しています。

「岡大農場出身『千屋牛』」は、津高牧場から出荷した子牛(生後8~9カ月)が、新見市にある哲多和牛牧場でオカラやエリンギの培地、県産もみ米等の発酵飼料など、こだわった方法によって20~22カ月肥育され、千屋牛の定義を満たした和牛です。今回、農学部附属山陽圏フィールド科学センターで生産された農産物や加工品を販売する際の統一ブランド「岡大農場」を付けて、継続的(毎月1頭程度)に販売されることになりました。

津高牧場で13日に開催された記者会見では、門田充司農学部長、環境生命科学研究科の舟橋弘晃教授が「岡大農場出身『千屋牛』」ついて説明。会見後には、同牧場の子牛の撮影も行いました。舟橋教授は「地域特産の「千屋牛」の振興に寄与し、さらに、岡山大学や「岡大農場」の更なるブランドイメージ向上を目指したい」と話しました。

ポスターはこちら


記者会見はこちら(学内限定)(ポスターをクリックすると記者会見の動画が始まります)


津高牧場:
津高牧場は昭和53年11月、地域特産の「千屋牛」の振興に寄与することを目的に開設されました。現在は、生産効率の高い省力型肉用牛生産牧場モデルとして黒毛和種子牛生産に特化した牧場として運営。岡山空港に隣接する31haの土地で、約70頭の和牛を飼育しています。中四国の大学では最大の和牛生産実習施設で、岡山大学農学部の学生だけでなく、中四国の学生が実習で利用しています。

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科 教授 舟橋 弘晃
TEL: 086-251-8329



津高牧場で生まれた子牛