2016年8月30日火曜日

【情報発信】第56回岡大サイエンスカフェ「未来を変える炭素材料とエレクトロニクス」(異分野基礎科学研究所 江口律子助教)を開催

岡山大学研究推進産学官連携機構は8月19日、本学の研究者が最新の科学を分かりやすく説明する「第56回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催しました。


岡山大学異分野基礎科学研究所の江口律子助教が、「未来を変える炭素材料とエレクトロニクス」をテーマに講演。「エレクトロニクス材料として利用できる炭素材料」、「材料の超電導を含む電気的性質の原因となる物質の電子状態」、「エレクトロニクスへの応用」について分かりやすく解説するとともに、それらの材料を評価するための最新の実験手法について説明しました。参加した123人の市民らは熱心に聴き入っていました。


次回のサイエンスカフェは、「地球内部に水は存在するのか?」と題し10月25日に開催します。表面の半分以上が海で覆われており、水惑星として人類をはじめ多様な生命を育んできた地球。太陽系に存在する惑星の中でも稀有で、地球深部に水がどのような形態でどのくらい存在しているかはいまだ判明していません。今回は、実験室で地球内部の高温高圧条件を再現することにより、明らかになりつつある地球深部の水の循環、役割について、惑星物質研究所の芳野極准教授が、分かりやすく解説する予定です。

 【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 社会連携本部
TEL:086-251-7112



講師を務めた江口助教
 

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