◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は2023年5月9日、「令和5年度岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ(通称:OUフェローシップ)認定証授与式」を岡山大学津島キャンパスの本部棟で行いました。
OUフェローシップは、大学院博士課程在籍者を対象にした支援であり、認定者に対してフェローシップ(研究奨学金)として研究費(年間40万円~110万円)・生活費相当の支援金(年間180万円)を支給するとともに、本学独自の「若手研究者育成支援パッケージ」のもと、さまざまな取り組みで研究力向上とキャリアパスの確保などを支援する制度です。
岡山大学は、2021年2月、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の採択を受け、同制度を創設。その後、同年9月に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」にも採択され、「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」として運用しています。
今回の2023(令和5)年度分の認定者については、昨年9月に募集し、書面審査及び面接審査の結果、応募者延べ86人の中から28人を選定しました。
認定証授与式は、本事業統括支援である本学研究推進機構の大塚愛二特任教授の司会のもと、はじめに佐藤法仁研究・産学共創総括担当副理事・学事担当副学長・URAから本事業制度の概要説明とともにエールがおくられました。続いて、菅誠治教学担当理事・上席副学長から認定者の氏名が読み上げられ、那須保友学長から代表者に認定証が授与されました。
那須学長は「岡山大学では大学院博士後期・博士課程の学生のみなさんを学生ではなく、研究者の一員とみなし、挑戦的研究に取り組めるように研究環境を整備しています。私自身も大学院生時代に多くの経験をし、その中には辛く困難なこともありましたが、多くの支えを頂いて学位を取得することができました。今日、認定を受けたみなさんも研究者としてさまざまなことが待ち受けていると思います。時代に対応しながら、『未来のあるべき姿』を常に念頭に置き、柔軟に変えて行く、変わって行くものと変えずにしっかりと自分自身の中に持ち続けるもの『不易流行』を胸にし、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究活動に日々邁進してください」とあいさつ。次世代を担う若手研究者らを激励しました。
その後、本事業のキャリア面でのメンターを務める本学教育推進機構の町田尚史准教授から今後の予定やキャリアサポートの情報などの紹介が行われた後、認定者は3グループに分かれ、車座での意見交換会を開催。大塚愛二特任教授、町田尚史准教授、佐藤法仁副理事・副学長のファシリテートのもと、那須学長も輪に加わって、各自が自分自身や研究について1分間でプレゼンテーションする「フラッシュ・トーク」を実施し、互いの交流を深めました。
岡山大学は修士課程から博士後期課程に進学する優秀な人材の確保や将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担う博士後期課程学生の処遇向上とキャリアパスの支援を、全学的な戦略の下で一体として実施します。今後も地域中核・特色ある研究大学である岡山大学では、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う若き研究者を全学体制で支援し、研究・イノベーション人材育成と輩出を推進します。どうぞご期待ください。
- 岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ(通称:OUフェローシップ)については、下記の岡山大学研究推進機構ホームページをご覧ください。
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/kenkyusha/ou-fellowship/
◆参 考
・「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ(OUフェローシップ)」を創設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000072793.html
・「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」令和3年度認定証授与式を挙行しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000072793.html
・【岡山大学】令和3年度「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」(OUフェローシップ)タイプB認定証授与式を挙行しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000439.000072793.html
・【岡山大学】令和4年度「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」(OUフェローシップ)認定証授与式を挙行しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000654.000072793.html
・【岡山大学】令和4年度「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」(OUフェローシップ)研究成果報告会を開催しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000909.000072793.html
◆参考情報
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1519/index.html
・文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fellowship/index.htm
◆岡山大学における大学院生・若手研究者等支援の取組
2020年度から、45歳以下の若手研究者を対象とした新たな3つの制度を開始しています。
①「学術研究支援員事業」:研究専念環境の改善の一環として、研究活動に必要な業務を行う支援者を雇用するための経費を助成
②「研究奨励金助成事業」:若手研究者の自由な発想で挑戦的な取り組みを支援することを目的に、研究代表者として獲得した外部資金の額に応じて研究費を助成
③「若手科学者アカデミー」:優れた実績を有する若手研究者と次世代の担い手となる若手研究者の組織化によるネットワーク構築と人材育成を推進
◆本件問い合わせ先
岡山大学 研究協力部 研究協力課(OUフェローシップ事務局)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8462
E-mail:ou-fellowship◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/kenkyusha/ou-fellowship/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年5月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001398.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください
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