2024年12月16日月曜日

【岡山大学】岡山大学 第3回持続可能で地震に強い建築に関する国際セミナーを開催

 

 

 

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2024年11月19日、本学津島キャンパスの共育共創コモンズ(OUX)にて、「第3回持続可能で地震に強い建築に関する国際セミナー(The 3rd Global Seminar on Sustainable & Earthquake Resilient Structure)」を開催しました。

 

 

 本セミナーは、グリーンイノベーションセンターの一員である本学学術研究院環境生命自然科学学域のHamood Alwashali准教授と、東北大学知のフォーラム(Tohoku Forum for Creativity)により共同開催されたものです。今年のテーマは「木質構造とその進展」。研究者、学生、建築業界の実務家を含む60人以上の参加者が世界中から集い、持続可能な木質建築に関する最新の革新が紹介されるとともに、刺激的な議論と知識の共有が行われました。

 


 セミナーは、阿部匡伸グリーンイノベーションセンター長のあいさつから始まりました。阿部センター長は、持続可能で強靭な都市の実現における木構造の重要性を強調し、それが本学にグリーンイノベーションセンターを設立した動機であることを述べました。また、今後の国際協力の重要性についても言及し、地球規模の課題に取り組むためには国際的な連携が不可欠であると強調しました。

 


 続いて、6人の研究者による講演が行われました。

 


 質疑応答やセミナー後のネットワーキングを通じて、参加者同士は活発に交流し、国境を越えた協力関係が深まりました。最後に、Alwashali准教授から、「今回のセミナーは、木質建築研究の進展だけでなく、国際協力が地球規模の課題に取り組むうえで重要であることを再確認する場となった」とのコメントがありました。

 


 本学グリーンイノベーションセンターと東北大学知のフォーラムは、このセミナーで得られた知見とつながりを基に、持続可能な建築技術のさらなる発展を目指していきます。



○講演者
• Yutaka Goto氏(Chalmers University of Technology、スウェーデン):木質構造における持続可能な実践の国際的視点を紹介
• Lisa Ottenhaus氏(The University of Queensland、オーストラリア):再利用可能な木質構造を実現するための革新的な設計について発表
• Gary Raftery氏(The University of Auckland、ニュージーランド):屋外環境における接合部の耐久性に関する課題と解決策を提示
• Robert Jockwer氏(Dresden University of Technology、ドイツ):現代木質建築の信頼性評価に関する最先端の研究を発表
• Kouji Fukumoto氏(岡山大学、日本):CLT(直交集成板)と鋼材を組み合わせた複合梁の開発について講演
• Masaki Maeda氏(東北大学、日本):都市の強靭性と森林の持続可能性を高めるための木材の役割について発表

 

 

○ポスター

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20241119flyer.pdf

 

 

Ottenhaus氏による講演 

 

Jockwer氏による講演

 

参加者の集合写真

 

会場となった岡山大学共育共創コモンズOUX(岡山大学津島キャンパス)

 

 

◆参 考

・岡山大学グリーンイノベーションセンター

 https://www.gic.okayama-u.ac.jp/

 

 

岡山大学共育共創コモンズ(OUX)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学グリーンイノベーションセンター 准教授 Hamood Alwashali

 TEL:086-251-8849
 E-mail: hamood◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.gic.okayama-u.ac.jp/

 

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

 


<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

 


<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748

 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp

     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/

 


<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://venture.okayama-u.ac.jp/

 


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学統合報告書2023:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001926.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年12月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002721.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002765.000072793.html

 

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