岡山大学は、アメリカの総合科学誌「Science」のエディター(編集者)による講演会「SCIENCE Editor Talk 2013」を10月29日、岡山大学創立五十周年記念館で開催し、若手研究者やポスドク、大学院生らが熱心に聴講しました。
今回は、ScienceのエディターであるTianna Hicklin博士が、博士号(Ph.D.)取得者のキャリア開発をテーマに講演。「Career Options and Job Resources for Young Scientists」と題し、「Science」エディターへのキャリアパスや必要なスキルについてわかりやすく話しました。
参加した若手研究者らを対象にした本テーマでの「Science」エディターによる講演は日本では初めて。「これからどのようなことをしたらよいのか」といった質問に対し、Hicklin博士は、さまざまな経験を積むことや経験を通じたネットワーキングの重要性について、自身の経験を交え回答、熱心に対話を繰り広げ、講演会終了後も講師を囲んでの質問が続きました。
エディターによる講演会は、「Science」を発行するアメリカ科学振興協会(AAAS)が、世界の大学や研究機関などで実施しており、岡山大学での開催は昨年に続いて2回目となります。今後も、世界で通用する研究者の育成とイノベーション創出につながる研究アイデアのシーズを育むため、積極的に同種の催しを開催していく予定です。
講演するHicklin博士
熱心に講演を聞く参加者ら
国立大学法人岡山大学:http://www.okayama-u.ac.jp/index.html
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