駐日欧州連合代表部は、日本と28の加盟国からなる欧州連合間の政治や経済、文化、教育、科学などの協力、発展、強化を任務とした機関であり、科学技術部は、EU加盟国と日本の研究機関との関係調整を行いながら日欧共同研究の推進に向け支援を行っています。
本説明会には、駐日欧州連合代表部公使参事官/科学技術部長のレオニダス・カラピペリス(Leonidas Karapiperis)氏、科学技術アドバイザーのトム・クチンスキ(Tom Kuczynski)氏、広報部学術協力担当のリチャード・ケルナー (RichardKelner)氏、Euraxess日本代表 のマチュ・ピー (Matthieu Py)氏、ホライズン2020ナショナルコンタクトポイントの山田尚道氏が参加しました。
セミナーでは、日本から参画可能な欧州助成金プログラムについての説明に加え、大学院自然科学研究科の池田直教授、大学院環境生命科学研究科の舟橋弘晃研究科長・教授、ベルナール・シュヌヴィエ上級URAが、本学が参画している欧州プログラム「マリー・キュリー・アクション(MSCA)」「エラスムス(Erasmus)+」プログラムの具体的な事例を紹介。本学の留学生らも多く参加し、岡山大学で感じたこと、なぜ岡山大学に来たのかなどの体験談を紹介しました。
本イベントは、岡山大学国際研究力強化セミナーとして研究大学強化促進事業の取組の一環として実施し、山本進一エグゼクティブ・アドバイザーがファシリテーターを務め、個別相談を含み約80人の学生・教職員が参加しました。
同日に行われた槇野博史学長、竹内大二理事・副学長(研究担当)、神崎浩理事・副学長(国際担当)との会談では、岡山大学の国際化の取り組みや、今後の欧州との連携強化、欧州大学との学生交流、欧州プログラムへの参画等の可能性について意見交換をしました。
岡山大学は、今後も欧州助成金プログラムの「エラスムス+」「マリー・キュリー・アクション」等への参画を通して、人材交流、学生交流を活性化し、国際連携強化に取り組みます。
あいさつをするカラピペリス公使参事官
エラスムス+プログラムについて紹介する池田教授(左)とシュヌヴィエ上級URA
欧州からの留学生による発表の様子
欧州との連携強化に向けた取り組みなどについての意見交換
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