岡山大学研究推進産学官連携機構は4月16日、本学の研究者が最新の科学を分かりやすく説明する「第66回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催し、市民ら99人が参加しました。
大学院教育学研究科の片山美香教授が「これからの時代を生き抜く子どもに育みたい力とは」と題して講演しました。人工知能の進化などに伴い、現在ある職業の多くが近未来にはなくなるとの予測を示し「このような激動の時代に、私たち大人は子ども一人一人に対して、予測できない変化に主体的に向き合い、自分の未来を切り拓く力を養っていくことが重要」と強調。学校教育(保育)が育成を目指している力と、家庭で育みたい力について紹介しました。家庭でより良い子育てをするために大切なことについても、2015年4月に制定された「子ども・子育て支援新制度」の考え方や内容に触れながら説明しました。
次回のサイエンスカフェは「お母さんががんになった時―幼い子どもをもつ女性がん患者とそのご家族への支援―」と題して、平成30年6月18日に大学院保健学研究科の近藤真紀子准教授が講演します。
申し込み・詳細はこちらから:
http://www.orpc.okayama-u.ac.jp/event/sciencecafe_02.html
【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構
TEL:086-251-7112
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