機能性ナノ材料の最先端研究や、広範囲な異分野融合から革新的な新技術創出などに取り組む本学大学院自然科学研究科(工)石川篤助教らは4月15日、「第1回ナノファンクショナルマテリアルセミナー」を本学津島キャンパスで開きました。
大阪大学大学院工学研究科の藤田克昌准教授を招き、「超解像光学顕微鏡の進展」をテーマに開催。藤田准教授は講演で、蛍光分子の発光特性を活用した超解像光学顕微鏡などを紹介しました。また、自身で開発した飽和励起顕微鏡や、超解像光学顕微鏡に適した蛍光分子の新規開発についてもふれるなど、物理、生物、化学にわたる幅広い視点から解説しました。
講演後の質疑応答では、参加した教員、学生、企業などの関係者らとともに、熱心な議論を繰り広げました。
岡山大学は、平成25年8月に文部科学省が全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。同セミナーで得られた知見や人的ネットワークを最大限に利活用して、社会を革新する研究開発や学術の基幹を築いていく予定です。
なお同セミナーは、本学異分野融合研究育成支援事業の支援によって開催されました。
【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科(工)助教 石川篤
TEL:086-251-8140
(15.04.24)
講演する藤田克昌准教授
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id4513.html
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