岡山大学は、アメリカ国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」の派遣先に国立大学として初めて採択され、6月14日から8月10日までの8週間、米国務省により選抜された全米トップクラスの大学生・大学院生26人が本学で日本語と日本文化を集中的に学びます。そのスタートとして6月17日、本学国際交流会館で歓迎式典を挙行しました。
歓迎式典では、槇野博史学長は自身が留学経験によって楽天的になれ、日本文化を見つめ直すことができたことを紹介し、「期待と不安があるかと思いますが、どうか一歩踏み出して積極的に学んでください」と式辞。CLS学生一人ひとりが出身地や好きな日本語などを簡単に自己紹介した後、学生代表のデイビッド・アンダーソンさんが「異文化交流を通じてより視野や見識を広げ、さまざまな視点から世界を捉えられる人材となれるよう、この岡山の地で充実した8週間を過ごします」とあいさつしました。
CLSプログラムでは、日本語・日本文化の授業のほか、本学が推進するSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、岡山県内の自治体・企業などの協力を得てさまざまな課外活動が行われるほか、県内の一般家庭への2泊3日のホームステイなども行われます。
●CLSプログラム
国家安全保障や経済発展の観点から重要な役割を果たす、ロシア語や中国語など世界15言語の人材養成を狙いに、米国務省が実施しています。国内では2010年に受け入れがスタートし、同プログラムは国際教育・交流を専門とする米非営利団体American Councils for International Education(アメリカン・カウンシルズ)によって運営されています。
【本件問い合わせ先】
グローバル人材育成院/国際部留学交流課
TEL:086-251-7045
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