採択されたのは、臨床でのPOC※取得を目指す臨床研究開発課題であるシーズCで、本学大学病院新医療研究開発センターの王英正教授、大学院医歯薬学総合研究科(医)の松尾俊彦准教授がそれぞれ研究代表者を務める2課題です。
課題名 | 研究代表者(所属) |
小児心不全に対する心筋再生医療法の企業主導多施設共同臨床治験 | 王 英正 (岡山大学) |
岡山大学方式の人工網膜の医師主導治験の準備と実施:生物学的安全性評価・製造・品質管理・第Ⅰ相・Ⅱ相試験 | 松尾 俊彦 (岡山大学) |
本学は平成26年9月5日、文部科学省(現在はAMEDに事業移管)の「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」橋渡し研究支援拠点に採択されました。本事業は、生命科学分野の基礎研究の成果を実際の医療に活用するための橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を推進するものであり、基礎研究から実用化まで一貫した流れのもと、日本発の革新的な医薬品・医療機器を創出する体制の構築を目指すものです。
今回、本拠点において中国・四国地区より集積したシーズの中うち、平成28年度の新規シーズとして平成28年3月15日、1課題(岡山大学 松尾)が採択されました。また、昨年度採択となった課題(岡山大学 王)についても、継続の評価が行われ、平成28年3月8日、平成28年度の継続課題として採択されました。
採択となった2課題について、目標到達に向け着実に進めていくとともに、岡山大学拠点が掲げる「健康寿命の延伸」につながる新しい医療の実現に向け、新しいシーズの発掘と育成に努めていきます。
※POCとは
プルーフ・オブ・コンセプトの略称で、基礎研究の段階におかれている新薬候補物質の効果、安全性、製造品質が、動物やヒトに投与する臨床実験において認められること。
<補足>
平成28年度「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」シーズB,C採択課題について
(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)HP)http://www.amed.go.jp/news/program/050120151225_kettei.html
平成28年度「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」シーズの募集について
(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)HP) http://www.amed.go.jp/news/program/050120151225.html
文部科学省「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」橋渡し研究支援拠点に採択
(本学HP) //www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id3832.html
【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター 橋渡し研究部 橋渡し研究支援室
TEL:086-235-7019
URL:http://seeds.hsc.okayama-u.ac.jp/
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id5610.html
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