本学からは、山本進一理事・副学長(研究担当)、古矢修一副理事(研究担当)・URA、宇根山絵美学長特命(研究担当)・URA、妹尾昌治副学長(国際連携大学院担当)・教授、加来田博貴准教授、妹尾彬正助教が参加。ゲロルド・べプラー(Gerold Bepler)所長らと「多能性幹細胞から誘導するがん幹細胞研究」についての意見交換と共に、本学が4月に開所を予定している第三世代ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)のための中性子医療研究センターの紹介や今後の共同研究の可能性についても議論しました。
同研究所は、米国に41あるアメリカ国立がん研究所の指定がんセンターの一つとして300人の医師を含む1,200人の職員を擁し、全米に14しかない独自の第Ⅰ相臨床試験のプログラムを有しています。これら世界的にレベルの高い研究教育機関との実質的な連携を強化促進していくことで、本学の強みある分野の世界レベルの維持と更なる高みを戦略的に進めて行きます。
なお、本セッションは、「研究大学強化促進事業」の取り組みの一環として実施され、今後の研究大学運営に活かしていきます。
*OU-SCEED : Okayama University Research Laboratory of Stem Cell Engineering in Detroit.
※本学が開催する「岡山大学グローバル・フューチャーセッション(Global Future Session)」とは
フューチャーセッションとは、次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションのことです。また、「グローバル・フューチャーセッション」では、海外研究拠点形成や連携強化なども目的に開催する国際セッションです。
第10回グローバル・フューチャーセッションinカナダ(テーマは「光技術」 2015.10.13)
第11回グローバル・フューチャーセッションinインド(テーマは「感染症」 2015.12.21)
第12回グローバル・フューチャーセッションin内蒙古(テーマは「人獣共通感染症」 2016.03.09)
べプラーカルマノスがん研究所長と山本理事・副学長(研究担当)(左)
カルマノスがん研究所でのセッション前に意見交換
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