TFTは日本発の社会貢献運動で、先進国の参加者と途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うことで、先進国の飽食と途上国の飢餓の同時解決を目指すというものです。TFT対象のメニューを食べると、代金のうち20円が寄付金となり、TFT事務局を通してアフリカ・アジア(エチオピア、ウガンダ、ルワンダ、ケニア、タンザニア、ミャンマー、フィリピン)の子どもたちへ給食が届けられます。
TFTメニューは、日替わりのメインと小鉢が2つ付いて311円(税込)。ライス(Sサイズ)と味噌汁をセットにしても、TFTのガイドラインにある「カロリー730kcal程度の野菜が多いヘルシーなもの」という条件を満たすように作られています。日本での健康な食事1食が、アフリカ・アジアで子どもたちの温かい給食1食につながる仕組みです。本企画を提案した経済学部2年の中澤拓也さんは、「TFTメニューを食べることでSDGsを身近に感じ、誰でも当事者としてSDGsに参加できることが魅力の一つ。TFTメニューを契機に、岡山大学の学生がもっと主体的にSDGsに関わるようになると嬉しい。そんな願いも込め、TFT導入に向けて取り組んできました」とコメント。
TFTメニューは、本学が推進しているSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、1:貧困をなくそう、2:飢餓をゼロに、3すべての人に健康と福祉を、4:質の高い教育をみんなに、10:人や国の不平等をなくそう、15:陸の豊かさも守ろう、17:パートナーシップで目標を達成しよう、の実現を目指しています。
【本件問い合わせ先】
全学教育・学生支援機構 准教授 町田尚史
TEL:086-251-8560
岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。
TFTメニューの一例(ライス(S)と味噌汁付きで440円(税込))
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