岡山大学病院と岡山産業保健総合支援センターは8月8日、「治療と仕事の両立支援事業実施に係る協定」を締結しました。がんなどの疾病により入院・通院している患者さんで、治療を継続しながら仕事を続けることを希望する方のさまざまな相談に対応し、治療と仕事の両立の促進を図ることを目的としています。
同センターが実施している、働き方改革の一環として推進されている治療と仕事の両立支援事業の一つに、個別調整支援があります。必要に応じて医療機関などと連携し、個別の患者さん(労働者)の健康管理について具体的な調整支援を行うものです。7月26日から岡山大学病院内に同センターの出張相談窓口を設置しており、同センターの両立支援促進員または産業保健専門職が、個別調整支援を希望される患者さんの相談を受けています。
岡山大学病院はがん診療連携拠点病院に指定されており、支援の対象はがんを中心に、脳卒中や肝炎などの病気や難病の患者さんも含みます。金澤右岡山大学病院長は「特に難病の患者さんには若年者が多く、治療と仕事の両立支援は当院にとっても重要な課題でした。今回の連携により、がんや難病の方々が安心して就業継続や職場復帰できるようサポートしていきます」と話しています。治療と仕事の両立支援事業実施に係る協定書
【本件問い合わせ先】
岡山大学病院医事課 診療支援担当
TEL:086-235-7072
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id7836.html
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