岡山大学研究推進産学官連携機構は2月1日、本学の研究者が最新の科学を分かりやすく説明する「第65回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催し、市民ら127人が参加しました。
本学大学院社会文化科学研究科の中東靖恵准教授が「現代社会における地域語のあり方 ― 地域方言の衰退と変容 ―」と題して講演。日本の地域社会で話される方言・「地域語」は、全国共通語化が進んだ現在、衰退・変容していることを解説しました。また、近年若者を中心に「方言ブーム」が起こり、地域語に新たな価値が見出されていることについて、その動向を分かりやすく説明しました。
次回のサイエンスカフェは「これからの時代を生き抜く子どもに育みたい力とは」と題して、4月16日に開催します。AIなどの進展により、近未来、多くの職業が機械に代替えされ、人に対して、より高い能力が必要とされる時代が来ると予測されています。次回のサイエンスカフェでは、子ども一人ひとりが予測できない変化に主体的に向き合える力の育み方や家庭でより良い子育てをするために大切なことなどについて、大学院教育学研究科の片山美香准教授がお話します。
【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構
TEL:086-251-7112
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