岡山大学大学院自然科学研究科機械システム工学専攻の大学院生でつくる2チームが、「第16回 学生によるビジネスプラン提案コンテスト」(日刊工業新聞社主催)の中国大会(キャンパスベンチャーグランプリ中国)で、特別賞(中国経済産業局長賞)と佳作を受賞しました。本学からの受賞は7年連続です。
中国地方17大学・短大・高専・専門学校からの応募総数は111件。特別賞は、竹内隆大さん、坂田崇徳さん、上山達也さんの「玄関錠のIoT化」、佳作は太田浩平さん、桑田彩花さん、木村充宏さん、飯田勇太さんの「膝置き型ボタン押し音楽ゲーム機活用による娯楽を伴う動作訓練の提案」に授与されました。
「玄関錠のIoT化」は、玄関の鍵の開閉動作情報をインターネットにより家族等が把握することにより一人暮らしの見守りや家電類の一括操作に利用するアイデアで、二次選考会へはプロトタイプ機も持参し、その独創性が高く評価されました。また、「膝置き型ボタン押し音楽ゲーム機活用による娯楽を伴う動作訓練の提案」は、音楽ゲーム機を使って認知症患者のリハビリの促進や認知症の予防に役立てるもので、ゲーム機という身近なものを活用した点が評価されました。
アイデアは、機械システム工学専攻の大学院科目「高度創成デザイン」の講義で発案。本コンテストは、優れたプランを表彰し、起業家を目指す学生の支援、新産業の創出と人材育成を目的に開催されています。
【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科 教授 大橋一仁
TEL:086-251-8041
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