岡山大学は平成30年4月より、新しく「大学院ヘルスシステム統合科学研究科」を設置する予定です。
我が国が、現在直面している少子高齢化や地域経済社会の疲弊といった諸課題を解決するためには、これまでの医学と工学技術の学術的連携によって生まれる成果が、人間社会において適切にかつ確実に活用されることが必要になってきています。
このような背景を踏まえ、「大学院ヘルスシステム統合科学研究科」では、学生が学部や修士課程までに学んだ専門分野(工学・医療・保健・人文社会等)の知識や技術を軸としながら、さらにその垣根を越えた学際的な教育・研究を行います。医療・福祉の現場など、社会のあり方や課題を見つめ、それに対して学術や科学の知見を活かし、人々と一緒に新たなものづくりや社会の仕組み作りができる人材を育成することが、本研究科の目標です。
※「ヘルスシステム」とは
ここで用いている「ヘルス」という言葉は英語の「health」の意味、すなわち、「人間が病気に影響されず、健康で幸せであることの全て」を指しています。「システム」という言葉も英語の「system」の意味、すなわち、「構成要素とそれらの相互関係の全て」を指しています。これらを合わせて、本研究科名の「ヘルスシステム」とは、「人間が健康で幸せであるための構成要素と相互作用の全て」を意味しています。
学生募集要項の請求、内容に関するお問い合わせ等はこちらをご覧ください。
【本件に関する問い合わせ先】
岡山大学自然系研究科等ヘルスシステム統合科学研究科設置準備室
TEL:086-251-8811
http://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿