岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科の紀和利彦准教授は11月17日、「第1回岡山テックプラングランプリ」(主催:株式会社中国銀行・株式会社リバネス、後援:岡山大学、岡山県立大学、岡山理科大学、倉敷芸術科学大学、就実大学)で最優秀賞・ガット賞をダブル受賞しました。
本グランプリは、株式会社リバネスが立ち上げたテックプランター事業の一環として開催。地域発の技術をベースとして大学・研究機関などから生まれた研究成果が、自立的かつ継続的に社会で実装され、地域の産業を育むことを目指しています。
紀和准教授は、独自に開発したテラヘルツ波ケミカル顕微鏡の技術が評価され、今回の受賞に至りました。紀和准教授は受賞に対し「テラヘルツ波ケミカル顕微鏡の開発により、体の中の微小な物質を見つけることが可能となり、将来、先端医療研究や早期医療診断で必要不可欠な基礎基板技術となることが期待されます。今後、事業化を視野に入れた研究開発を進めていきます。」と述べました。
●テラヘルツ波
光の一種で、レーザー技術の発展とともに、空港での麻薬や爆弾を見つけるボディースキャナーや高速大容量の次世代通信などさまざまな分野で活用されています。
【本件問い合わせ先】
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 准教授 紀和 利彦
TEL:086-251-8130
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8109.html
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