岡山大学病院の稲垣正俊講師、西森久和助教、岡山大学大学院保健学研究科の花元克巳助教の3人が、岡山県健康づくり財団の「対がん基金研究助成金」に採択され、8月31日に岡山市内で開催された「がん制圧岡山県大会」で授与式が行われました。同助成金は、がんの解明研究や新たな治療方法の開拓、がん予防や早期発見など広くがん撲滅に寄与する取り組みに対して贈られます。
稲垣講師は、「精神疾患を抱える患者のがん検診受診行動とその関連要因についての調査」、西森助教は「医学生、研修医の教育用骨髄穿刺・生検シミュレータの新規開発」、花元助教は「がんの治療のための超小型放射線源の開発」を行う予定です。
贈呈を受け、稲垣講師は、「がん検診受診率の向上を目指し、研究を遂行し、その結果を地域保健医療に還元していきたい」、西森助教は「安全に骨髄穿刺、生検が施行できる教育システムを確立し、患者様、骨髄バンクドナーに安心して骨髄検査、骨髄液採取をしていただきたい」、花元助教は「早速、装置の設計と作製に取りかかりたい」と意気込みを話しています。
岡山大学病院は、岡山県の都道府県がん診療連携拠点病院として、がん医療に貢献し、地域と連携したがん診療を行っています。
【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究推進産学官連携機構 桐田泰三
TEL:086-235-6979
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