2016年9月28日水曜日

【情報発信】中国協定校との国際交流 国際化学実験教室を実施

岡山大学大学院自然科学研究科(工)の坂倉彰教授、工学部の尾坂明義特命教授、中村有里技術専門職員、藤井裕大さん(同研究科・博士前期課程2年)と岡本奈々さん(同学部化学生命系学科4年)は9月10~13日、中国・杭州市の浙江大学と浙江工業大学を訪問し、共同研究に関する打ち合わせとセミナーを行いました。


浙江大学ではWang XiaoXiang(ワンシャオシャン)教授、Wu Jinming(ウージンミン)教授と新規医用材料に関する意見交換や、Qi Jianhua(チージァンファ)教授と天然有機化合物に関する議論を行いました。さらに、浙江工業大学ではXiao Fan(シャオファン)准教授やZhou Dong(ジャオドン)助教らの研究室を訪問。材料創成のための3Dプリンターなども見学しました。


また、9月12日には中国・杭州市の建新小学校を訪問。浙江工業大学国際課のChen Ying(チェンイン)さんらと国際化学実験教室も開催しました。2年生と5年生のクラスで1時間ずつの実験教室を行い、それぞれ約40人が参加。英語と中国語の説明を受け、黒板に用いるチョークの作成や人工イクラを作成するなど身近なものを化学の目で感じてつくる実験を行いました。参加した子どもたちは目を輝かせながら大きく手をあげ、熱心に質問を行っていました。


浙江大学と浙江工業大学は、岡山大学と国際交流協定を締結しており、国際的な人的交流や地域との連携強化を推進しています。今後もグローバルな視野に立ってローカルに根付く「グローカル」な活動を国内外の次世代育成のために行うことを目指しています。


本活動は、公益財団法人 福武教育文化振興財団・教育活動助成、平成28年度科学研究費補助金(奨励研究、16H00413)と岡山大学・国際交流協定に基づく工学系学生短期派遣プログラムに基づく補助金の助成を受けて実施しました。

 

【本件問い合わせ先】
工学部化学生命系学科
TEL:086-251-8212


研究室見学
 

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