地元岡山の東証一部上場企業である同社はブルーシートでは国内トップシェアを誇り、スリッター(フィルム等の素材を切断して巻き取る加工機)などの産業機械の製造・販売をグローバル展開するなど、高い技術力を持つことで知られています。
岡山大学はSDGsの達成に貢献することを大学のビジョンとしており、SDGsを共通言語にした地域企業などとのパートナーシップの強化を図っています。同社も、経営の基本方針・行動規範をSDGsと関連付けて事業活動を行っており、両者はこれまでもさまざまな形で連携しておりましたが、SDGs達成の目標年である2030年まであと10年と迫った2020年を迎えたことを機に、パートナーシップを強化し、さらなるSDGs達成への貢献を図るため、本協定を締結することとなりました。
今後は、本協定に基づき、リサイクルや防災・減災などSDGs達成に資するテーマでの共同研究の推進、SDGs達成に貢献できる人材の育成を目指した研究者・開発者の交流や人材育成の相互支援などを実施する予定です。
この日行われた調印式では、本学の槇野博史学長、同社の浅野和志代表取締役社長が協定書に署名。調印後、槇野学長は「高い技術力を持つ萩原工業株式会社と連携することで、今まで取り組めなかったSDGs達成に向けた課題にも取り組みたい」、浅野社長は「SDGs推進研究大学として専門的な研究を行っている岡山大学との共同研究や相互の人材育成支援を通じ、SDGs達成へ向けた事業活動のよりいっそうの推進を図りたい」とあいさつしました。
【本件問い合わせ先】
研究協力部研究協力課機構支援グループ
TEL:086-251-8462
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