岡山大学と国際交流協定を締結しているマレーシア・プトラ大学、中国・浙江大学、浙江工業大学、厦門大学の4大学および、本学と共同研究を行っているシンガポール国立大学の若手教員と博士・修士学生ら10人が、12月15~22日に本学を訪問しました。
工学部の中村有里技術専門職員が中心となり、阿部匡伸工学部長、岡安光博工学部副学部長、大学院自然科学研究科の冨田栄二教授、坂倉彰教授、岡田晃教授、豊田啓孝教授、大学院環境生命科学研究科の難波徳郎教授、大学院ヘルスシステム統合科学研究科の早川聡教授、新医療研究開発センターの吉原久美子助教らがアドバイザーを担当。共同研究に関する議論などを行ったほか、坂倉教授らの研究室では、生物活性を示す天然由来の有機化合物の合成に関する実験を行いました。また、総務・企画部広報・情報戦略室を訪問するなど、学部・学科を超えて全学で連携したプログラムを実施しました。
一行はプログラムの一環として、福岡歯科大学・都留寛治教授や九州工業大学・城﨑由紀准教授、福岡工業大学・田島大輔准教授らも訪問。新規材料に関するセミナーや議論を行いました。カバヤ食品株式会社と岡山県工業技術センターも見学し、地域に根ざしながら世界を目指した会社や研究現場について学びました。
本活動は異なった国や研究分野のバックグラウンドを持つ若手教員と学生を一度に招くことで、物事を多角的・多面的に吟味し見定めていく力(クリティカル・シンキング)を体系的に学んでもらうことを目的として開催。3年間の計画を通じて、国際的な人的交流や共同研究など連携強化を行ってきました。今後も科学技術を通じてグローバルに活躍する理工系の人材育成に貢献する予定です。
なお、本活動は、JSTの日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」の一環で行われました。
○今回の活動について、訪問先の九州工業大学のトップニュースにも掲載されています。http://www.kyutech.ac.jp/whats-new/topics/entry-6072.html
【本件問い合わせ先】
工学部 技術専門職員 中村 有里
TEL:086-251-8263
0 件のコメント:
コメントを投稿