2019年1月17日木曜日

【情報発信】「産学協同 次世代材料・デバイス創製研究会」を岡山大学東京オフィスで開催

岡山大学は1月7日、「産学協同 次世代材料・デバイス創製研究会」を岡山大学東京オフィスのある東京工業大学キャンバスイノベーションセンターで開催しました。(主催:岡山大学 産学協同次世代材料・デバイス創製研究会(代表:林靖彦)、平成30年度岡山大学機能強化促進補助金「次世代研究育成グループ形成促進事業」


本研究会は、エネルギー・環境問題などのさまざまな問題の解決に資する材料技術の創成や高度利用の促進、次世代エネルギー物質科学の構築など、ナノ材料を研究する分野横断の研究者が学部・研究科を越えて結集し、研究成果を基盤に産官学の研究者・技術者と一体となり研究開発および成果を社会へ還元することを推進しています。


岡山大学大学院自然科学研究科の林靖彦教授が自身の研究内容と本研究会の趣旨説明をした後、東北大学・材料科学高等研究所教授の水藤寛氏が「数理科学と諸科学の連携ー材料科学と臨床医学を例として」と題し講演。文部科学省科学技術・学術政策局研究開発基盤課課長の渡邉淳氏より、日本の研究力向上に関する講演があったほか、ゼオンナノテクノロジー株式会社代表取締役社長の荒川公平氏からはナノカーボン材料の実用化について講演がありました。
また、産業技術総合研究所ナノ材料研究部門炭素系薄膜材料グループ研究グループ長の長谷川雅考氏と国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センターナノテクノロジー・材料ユニット フェロー・ユニットリーダーの宮下哲氏による招待講演も行いました。
本学からも研究内容の簡単な紹介があり活発な議論が展開されました。別室では本学での研究を紹介するポスター展示もあり、参加者らは積極的に意見交換を行いました。


岡山大学では、研究成果を基盤に、産官学の研究者・技術者と一体となって研究開発および成果を社会に還元することを推進しています。本研究会を通じて「産学協同次世代材料・デバイス創製研究拠点」の構築、ナノ材料を中心に材料創製から応用に至る研究、特に基礎研究から実用化への「橋渡し」研究を重点的に実施することで、効果的かつ効率的に実用化に結びつけることを目指しています。


 【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科 研究会事務局 西川亘
E-mail:ws-2019@anc.okayama-u.ac.jp
TEL:086-251-8229



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