7月16~19日、中国浙江省浙江大学の医学部生28人が来学し、本学の医学教育の一端を体験する「岡山大学夏期プログラム」を受講しました。本プログラムは、日中両国の大学交流を推進する特定非営利活動法人・日中留学推進機構の協力のもと、大学院医歯薬学総合研究科が実施しています。
はじめに、医療系キャンパスグローバル化プロジェクト推進会議議長の那須保友医歯薬学総合研究科長が「浙江大学の皆さんの来訪を熱烈に歓迎します」とあいさつ。本学や岡山地域の紹介の後、キャンパスツアーを実施しました。
医歯薬学総合研究科の教員による特別講義では、鵜殿平一郎教授が「腫瘍免疫学」、中尾篤典教授が「救命救急・災害医学」、王登莉助教が「薬理学」、森松博史教授が「麻酔・蘇生学」、黄鵬助教が「遺伝子治療、日本の医療制度、医学教育」について講義。総合内科の西村義人医師・原田洸医師が「身体診察」について講義しました。医療教育センターや大学病院の見学ツアーのほか、脳神経機構学や薬理学、細胞生物学などの研究室見学も実施し、盛りだくさんの内容を提供しました。プログラムの最後には、大内淑代医学科長から修了書の授与を行いました。
学生たちは、岡山や周辺地域の日本文化を体験した後、帰国します。
今回の訪問により、浙江大学と本学の関係が深まり、教職員間や学生間で交流が発展していくことや、医療系キャンパスのさらなるグローバル化につながることが期待されます。
このたびの平成30年7月豪雨による災害を受け、浙江大学日中文化交流センター 医学部訪問団の皆さまからお見舞いをいただきました。大学本部を通じ、豪雨災害義援金として全額を寄付いたしました。
【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科等学務課
TEL:086-235-7020
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id7753.html
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