岡山大学は11月6日、持続可能な医療の提供をテーマにしたシンポジウムを本学Junko Fukutake Hallで開催しました。本シンポジウムは、岡山市内に病院をもつ6団体で構成する岡山医療連携推進協議会が岡山経済同友会、岡山商工会議所との共催で開催。岡山市内の医療機関による連携の在り方について、産学官などの関係者が意見を交わしました。
当日は医療、行政、経済界から約250人が出席。本学の槇野博史学長が、協議会の設立経緯や医療人材の育成と治験・臨床研究の連携を構築する活動について紹介。「治験の品質向上や実施件数を増やし、地域経済の活性化にもつなげたい」と将来構想を披露しました。
続いて、経済産業省の江崎禎英政策統括調整官が「超高齢化社会への対応~社会保障制度改革の視点~」と題し講演しました。パネルディスカッションでは「持続可能な岡山医療と協議会への期待」について、協議会メンバーらが発言。人口減社会の到来を踏まえた連携の必要性や岡山にある病院のレベル向上などについて意見を交換しました。
●岡山医療連携推進協議会
(英語表記:Council for Medical Alliance, Okayama《略称;CMA- Okayama 》)
岡山医療圏における健康寿命の延伸と健康格差の縮小に向けた、良質で安定的な医療提供体制の継続的整備に向け、その根幹となる医療人材育成及び治験・臨床研究の発展的連携を目的とし、2017年6月に発足。岡山市内に病院をもつ本学、恩賜財団済生会、国立病院機構、労働者健康安全機構、日本赤十字社、岡山市の6団体で構成しています。
【本件問い合わせ先】
総務・企画部総務課
TEL:086-251-7015
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8063.html
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