2018年11月19日月曜日

【情報発信】小学生に見られる数字を擬人化する傾向と発達的変化

東京農工大学、岡山大学、立教大学、東京大学の研究グループは、数字の擬人化に関して小学4年生、6年生、大人を対象にした調査を行い、小学4年生には数字を擬人化する傾向が強く見られ、年齢とともに消失していくことを明らかにしました。
 
これまで研究されてきた子どもの擬人化傾向は、ぬいぐるみなど無生物に関するものであり、数字などの抽象的な事物に対しては研究されていませんでした。
 
本研究では、発達の過程で数字の具体的操作期から形式的操作期へ移行するのに伴い、擬人化が消失する可能性を、擬人化表現の一貫性や多様性の観点から定量的に明らかにしました。
本研究成果は、Frontiers in Psychology(11月15日付)に掲載されました。
 

<詳しい研究内容について>
小学生に見られる数字を擬人化する傾向と発達的変化


 <お問い合わせ>
東京大学情報学環 学際情報学圏
情報生命・思想学域 助教
松田 英子(まつだ えいこ)
TEL:03-5841-2381

岡山大学大学院教育学研究科 講師
岡崎善弘 (おかざき よしひろ)
TEL: 086-251-7713
FAX: 086-251-7755


http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id580.html

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