岡山大学の日本留学海外拠点連携推進事業(ASEAN)は、本学大学院環境生命科学研究科が推進する「国際異分野共同による教育研究を核とする国際社会人共同博士号取得拠点の形成-日本版大学院高等教育システムの海外展開-」と連携して、10月17日にベトナム・ホーチミン市で意見交換会(Study in Japan Global Network Project Meeting in Ho Chi Minh City)を開催しました。
佐野寛理事・副学長(教育担当、国際担当)参加の下、ミャンマーやベトナムの大学関係者と意見交換をするとともに、ヤンゴンの鳥越麻美コーディネーター、ホーチミンの津波優コーディネーターが事業紹介を行いました。ミャンマーからはヤンゴン大学、ヤンゴン経済大学、マンダレー大学の参加があったほか、国立六大学からは長崎大学の参加もありました。参加者による大学紹介、日本留学の状況などの報告があった後、カンボジアの王立プノンペン大学の代表者とも情報交換しました。
翌日からはASEAN大学連合(AUN)によるThe 8th ASEAN+3 Heads of International Relations Meetingに国立六大学の金沢大学、長崎大学、新潟大学とともに参加し、釣雅雄グローバル・パートナーズ副センター長が本学や国立六大学および日本留学海外拠点連携事業の紹介をしました。日本留学海外拠点連携事業で国立六大学と連携して実施しているAcademicセミナーなどが関心を集め、本学事業のASEAN拡充への着実な進展に向けての足がかりとなりました。
2020年には、国立六大学連携コンソーシアムの加盟校である金沢大学がAUN+3学長会議を開催する予定となっています。本学は国立六大学とともに、ASEAN地域でのプレゼンス向上をはかり、より多くの優秀な学生が本学に来ることを目指しています。
●国立六大学連携コンソーシアム国立六大学(岡山大、千葉大、新潟大、金沢大、長崎大、熊本大)が、教育・研究・国際などに関する事業を連携・協力して推進しています。
● ASEAN大学連合
1992年第4回のASEANサミットの提案により、1995年に設立された国際大学連合。2013年、国立六大学連携コンソーシアムはASEAN大学連合とパートナーシップ協定を締結し、学生交流の活発化や国立六大学の国際化に取り組んでいます。
●「国際異分野共同による教育研究を核とする国際社会人共同博士号取得拠点の形成-日本版大学院高等教育システムの海外展開-」は、本学と国際交流協定を持つ指定校から博士号未取得の若手教員を本学博士後期課程に受け入れ、日本型大学院教育を受けた本学出身の次世代リーダー養成を目指しています。
●本学は、2014年9月より留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に取り組んでいます。2018年4月からは日本留学海外拠点連携推進事業となり、対象がASEAN全域に拡大されました。OJEICをヤンゴンに設置して、日本留学促進のための事業を行っています。
【本件問い合わせ先】
グローバル・パートナーズ 副センター長 釣 雅雄
TEL:086-251-7541
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8023.html
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