9月26~28日に開催された、国際青年交流会議(成田市、千代田区)に本学の横井篤文副学長(海外戦略担当)が招待され、SDGsに関する基調講演および皇太子同妃両殿下の視察を賜ったディスカッションのファシリテーターを務めました。
国際青年交流会議は、平成6年に皇太子同妃両殿下の御成婚を記念して開始。青年の社会参加への意識を高め、国際社会の発展に資することを目的としており、国際青年育成交流事業の一環として、内閣府と一般財団法人青少年国際交流推進センターと共催で開催しています。本年は、国連が定める「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」を総括テーマとし、その理念と本質の理解や、広く国際社会における諸課題について討論が行われました。
26日には、国際青年育成交流事業により海外に派遣された日本青年および海外から日本に招へいされた外国青年たち約100人に向けて、横井副学長が「持続可能な開発目標(SDGs)とパートナーシップについて:誰も置き去りにしない(No one left behind)のためにパートナーシップで取り組もう!」と題した基調講演を行いました。続いて「キャリア形成」、「メディアリテラシー」、「多文化共生」の各コースに分かれてグループ討論が行われ、活発な意見交換の後、横井副学長が総括を行いました。
また、横井副学長がファシリテーターを務めた27日のディスカッションでは、皇太子同妃両殿下の視察を賜り、「水と災害」を例に、オーストリア、チリ、ドミニカ共和国、ラオス、ラトビア、ベトナム、日本の7カ国の青年9人が、自らの経験や課題について英語で意見交換を行いました。視察の後、皇太子同妃両殿下は一人一人と握手を交わしながら、ねぎらいの言葉を掛けられていました。
横井副学長は今回の会議参加について「皇太子同妃両殿下の御成婚を記念して始まった由緒ある行事において、SDGsをテーマに基調講演およびディスカッションのファシリテーションをさせていただきましたことは、SDGsに関するリーディング大学としての本学にとっても大変光栄なことです。ぜひ、次世代の青年たちが国や地域を超えてパートナシップを組み、地球規模の課題に対して自分事としてアクションを起こしていただければと思います」とコメント。
今後本学は、SDGsの取り組みを活性化するとともに、その具体的成果を数多く地域と世界に発信し、社会課題解決につなげていきます。
【本件問い合わせ先】
副学長(海外戦略担当)・上級UGA 横井篤文
TEL:086-251-8326
岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。
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