国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)のターゲット5.4への理解を深めるシンポジウムを2月20日、岡山大学創立五十周年記念会館で開催しました。(主催:岡山大学、後援:G20岡山保健大臣会合支援推進協議会)
本学の槇野博史学長があいさつした後、米国・アメリカン大学経済学部のマリア・フロロ教授が「ケアエコノミーと持続可能な社会」をテーマに基調講演。パネルディスカッションでは、カナダ・トロント大学社会学部のイト・ペング教授、韓国・高麗大学行政学部の金希剛教授、国際労働機関(ILO)駐日事務所の田口晶子駐日代表、国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所の森臨太郎氏、人口高齢化と持続可能な開発に関する地域アドバイザーのマリア・フロロ教授の5人のパネリストが登壇。「持続可能な社会:ケアの民主主義、経済・社会政策」をテーマに、活発な意見交換を行いました。最後に、本学の横井篤文副学長(海外戦略担当)があいさつ。学内外から約50人が参加しました。
シンポジウムに先立ち、パネリストのうち4人が槇野学長を表敬訪問。槇野学長、佐野寛理事・副学長(教育担当、国際担当)、横井副学長(海外戦略担当)、グローバル・パートナーズの山本由美子講師らと、シンポジウムのテーマである持続可能な開発について意見を交換しました。パネリストらは、槇野学長が紹介した本学で行われているSDGsの取り組みに強い関心を示していました。
今回のシンポジウム、訪問を通して、SDGsについての理解を深めるとともに、パネリストの所属する大学・機関との、さらなる交流の拡大が期待されます。
【本件問い合わせ先】
グローバル・パートナーズ 講師 山本 由美子
TEL: 086-251-8557
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8371.html
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