2月16、17日、文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「健康長寿社会を担う歯科医学教育改革-死生学や地域包括ケアモデルを導入した医科歯科連携教育体制の構築-」に関する連携総括シンポジウムを、本学鹿田キャンパスJunko Fukutake Hallにて開催し、2日間に合計300人の来場者を迎え盛会のうちに終了しました。
本シンポジウムは、11連携大学(北海道大学、金沢大学、大阪大学、岡山大学、九州大学、長崎大学、鹿児島大学、岩手医科大学、日本大学、昭和大学、兵庫医科大学)と4つの関連ナショナルセンター(東京大学死生学・応用倫理センター、同大高齢社会総合研究機構、東京都健康長寿医療センター、国立長寿医療研究センター)からなる歯学教育改革コンソーシアムの事業総まとめとして開催しました。
開会式では、槇野博史学長が本学が積極的に取り組んでいるSDGsについて説明した後、那須保友大学院医歯薬学総合研究科長は本年度設置した医療教育センターについて紹介。特別講演として文部科学省の西田憲史医学教育課長をはじめ、厚生労働省の田口円裕歯科保健課長、本教育改革事業推進責任者の窪木拓男大学院医歯薬学総合研究科教授がそれぞれ歯科医学教育改革のあり方について講演を行いました。シンポジウムは、「死生学、がんの看取り・緩和医療、在宅の看取り」、「高度医療支援・周術期口腔機能管理実習の均てん化」、「在宅、訪問診療と地域包括ケア」、「多職種連携医療実習・生涯教育」の4テーマで行い、活発な議論が行われました。
本事業は、文部科学省の中間評価でも総合評価Aを受けており、歯学教育改革コンソーシアムの事業推進委員会でも本事業の継続が採択されています。世界的に進展すると思われる少子高齢化に対する良い対応例(good practice)としてますます注目を浴びるものと考えられます。
【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科 インプラント再生補綴学分野
教授 窪木 拓男
TEL: 086-235-6682
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