2016年4月22日金曜日

【情報発信】岡山大学惑星物質研究所がJAXAの宇宙科学研究所と連携協力に関する協定を締結

岡山大学惑星物質研究所は4月8日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)と連携協定を結びました。本協定は、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が2020年に地球に持ち帰る予定の試料の解析などで協力体制を強めることが狙いです。


これまでも惑星物質研究所(旧地球物質科学研究センター)は、探査機「はやぶさ」(10年帰還)が小惑星「イトカワ」で採取した試料を解析するなどJAXAと連携を深めてきました。本協定を通じ、より精度の高い解析技術の開発・確立を共同で進めながら「はやぶさ2」をめぐる研究に臨みます。今後、惑星物質研究所にJAXA研究員が常駐するほか、両研究所の幹部が集まり、研究の進め方を協議していきます。


惑星物質研究所(鳥取県三朝町)で行われた調印式には、惑星物質研究所の中村栄三所長、神﨑正美副所長、小林桂副所長、宇宙科学研究所の稲谷芳文副所長、深井宏執行役らが出席。両研究所を代表して、中村所長と稲谷副所長が協定書にサインし、連携協定を締結しました。中村所長は、「物質の解析分野で世界をリードできる体制を整えたい」。稲谷副所長は「ミッションの遂行に向け、計画の段階から連携できることは意義深い。世界的な成果を出したい」とそれぞれ抱負を述べました。

【本件問い合わせ先】
 惑星物質研究所庶務担当
 TEL: 0858-43-1215
 

(左から)小林副所長、神﨑副所長、中村所長、稲谷副所長、深井執行役


http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id5673.html

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