2021年3月31日水曜日

【情報発信】統合的リスクマネジメント(ERM)入門研修を開催

岡山大学は、3月2、16日、リスクマネジメントに必要な知識・技術を身に付けるため、「統合的リスクマネジメント(ERM)入門」研修を開催しました。


研修はリスクマネジメントに特化したコンサルティングを行うニュートン・コンサルティング株式会社の勝俣良介プリンシパルコンサルタントが講師となり、ワークショップ形式で実施。勝俣プリンシパルコンサルタントによるリスクマネジメントの基礎知識や理論、実践方法についての解説をオンラインで受けながら、チームに分かれ、与えられた課題について討議しました。討議には、同社の担当者数人もファシリテーターとして参加しました。討議は、リスクの特定・分析・評価といったリスクアセスメントから、リスク対応、モニタリング・改善を含めたリスクマネジメントプロセス全般にまで及び、受講者は互いに熱心に意見を交わし、知見を深めました。


研修は、研究協力部の職員、研究推進機構の教員らのべ約70人を2回に分けて受講。受講者からは「立場によって意見が異なることを改めて認識し、コミュニケーションの大切さを痛感した」、「今後もリスクマネジメントについて学んでゆきたい」などの感想が寄せられました。


岡山大学は、内閣府の令和2年度「国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択されています。同事業における取組の一つとして、リスクマネジメント、イノベーション達成のための全体最適・継続的改善に力点を置いた、ERMの構築・運用を進めています。本研修はその取組の一環として実施しました。


(語句解説)
・統合的リスクマネジメント(ERM:Enterprise Risk Management)
全学的リスクマネジメントとも言う。大学が価値を創造し、維持し、実現するプロセスにおいて、リスクをマネジメントするためによりどころとする、戦略策定とパフォーマンス(実行)を統合したカルチャー、能力、実務を含めた枠組み。あるリスクをマネジメントするときに、部署によってマネジメント方法が異なる、部分最適でものごとを考えるのではなく、大学全体でどのようなマネジメントをするのが望ましいか(全体最適)でリスクをマネジメントすること。

・リスク(Risk)
(大学の)目的に対する不確かさの影響。目的を達成するために悪影響を与えるハザードとともに、好影響を与える機会(チャンス)を含むもの。発生確率と影響度の組み合わせで表現される。

・リスクマネジメント(Risk Management)
大学の目的や目標達成を促進することをねらいとして、リスクを効果的・効率的に管理する活動。

・リスクアセスメント(RA: Risk Assessment)
組織にとってのリスクの種類(リスク特定)や大きさ(リスク分析)、リスクへの対応の必要性や優先性(リスク評価)を検討するための分析手法。

 

【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究協力部 部長 山﨑淳一郎
TEL:086-251-8410



https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id10104.html


2021年3月21日日曜日

【情報発信】岡山大学 x ジャパンマゴットカンパニー:ハエが命と農業を活かす! SDGsイノベーションを拓く事業を推進

<岡山大学 x ジャパンマゴットカンパニー>古来より傷口治療に有効な「マゴットセラピー」とハチより扱いが簡単な「農業用受粉ハエ」を独自技術で開発し、SDGsにも貢献する新たな価値を提供します!
 
岡山大学イノベーション:ジャパンマゴットカンパニー「持続可能な開発目標」に貢献するSDGsイノベーション

岡山大学イノベーション:ジャパンマゴットカンパニー「持続可能な開発目標」に貢献するSDGsイノベーション


◆一人でも多くの患者さんを足切断から救いたい:マゴットセラピー
 株式会社ジャパンマゴットカンパニー(本社:岡山市北区、代表取締役:佐藤卓也)は、岡山大学医学部発のベンチャー企業だ。マゴットセラピーというハエの幼虫(マゴット)を用いた治療を行うために、医療機関などに独自の技術開発で管理された幼虫を提供する。ハエの幼虫、つまり一般に「うじ虫」と言われている虫だが、そう聞くと「えっ!」と感じる人もいるかもしれない。だがこのうじ虫、いやマゴットが私たちの命を守る働きをしてくれるのだ。
 
マゴットセラピーやビーフライに用いられるヒロズキンバエ。マゴットセラピーにはヒロズキンバエの幼虫(マゴット)を使用するがジャパンマゴットカンパニーの技術で無菌である 
 
マゴットセラピーやビーフライに用いられるヒロズキンバエ。マゴットセラピーにはヒロズキンバエの幼虫(マゴット)を使用するがジャパンマゴットカンパニーの技術で無菌である


 2004年、ジャパンマゴットカンパニーは岡山大学医学部(岡山市北区)において、オーストラリア産ハエ幼虫を使用したマゴットセラピーを実施した。「マゴットセラピー」とは、古来より傷の治療方法のひとつとして利用されている手法だ。傷口に意図的にハエ幼虫をわかせることで傷治療を行う。抗生物質と外科治療が発展する第2次世界大戦以前までは、世界中の医療機関において傷口治療の有用な方法としてマゴットセラピーは導入されていた。現代においては、抗生物質の効かない感染症の潰瘍が出現し、このマゴットセラピーの有用性が再注目されている。イギリスやアメリカでは、保険診療としてマゴットセラピーが活用されている。日本国内では、自由診療として扱われており国内の事例はまだまだ少ないのが実情だ。

 ジャパンマゴットカンパニーは、国内産の医療用マゴットを生産し、病院や診療所と連携しながら、糖尿病の合併症や高血圧、腎不全の影響で足が壊死した患者、やけどなどで負傷した部位などにマゴットセラピーを実施し、国内での発展を促進している。実施には、病院などの医療機関の倫理委員会の承認を受け、また医師が患者に対して治療方法についての十分な説明を行い、患者の同意を得る「インフォームドコンセント」を経た後に実施される。

 マゴットセラピーの長所としては、(1)禁忌症例がほとんどない、(2)麻酔が不要である、(3)副作用がほとんどない、(4)壊死組織のみ(死んだ蛋白質)が除去されるという点がある。もちろん、患者が痛みを感じることはないうえに、処置は虫が24時間不眠不休で処理し続ける。なお、治療に使用されるマゴットは医療用の無菌のマゴットである。この無菌にする技術がジャパンマゴットカンパニーの持つ優れた技術のひとつでもあり、これによりマゴットからの感染という点を防ぐことができる。

 糖尿病によって壊死した足などを切断することは誰もが避けたいことだ。できることなら切断せずに壊死した部分のみが綺麗に無くなればいいと考えるものだ。マゴットセラピーは、この願いを叶えるひとつの方法だ。
 

◆ハチ不足を解消! ハチより扱いが簡単な農業用受粉ハエを開発
 ジャパンマゴットカンパニーでは、マゴットセラピー用ハエ幼虫製造に加え、農業向けのハエ活用として、受粉用ヒロズキンバエ(ビーフライ)製造事業を展開している。

 2008年頃より、農業では世界的なハチ不足により作物の受粉に欠かせないハチが手に入らない状況が続き、価格高騰が起き、農家は大きな被害を受けた。そこでジャパンマゴットカンパニーは、医療用ハエの製造技術を応用し、ハチと同様に花粉媒介昆虫であるハエを新しいハチとして提案した。「ビーフライ(BEE FLY)」とは、「ハチ(BEE)のように働くハエ(FLY)」から命名されている。

 ハエの活動温度帯は10~35℃と、ハチの15~25℃に比べて活動温度帯が広く、紫外線がなくても活動する。また、ハチは雨天や曇天時は活動しないが、ハエは天候に左右されることなく働くことができる。さらにサナギの状態での入荷が可能で、人に刺さないことから取り扱いがハチと比べて簡単であることが大きな利点として挙げられ、多くの農家からハチ不足の解決法として注目され、現在、ビーフライの導入農家は500軒を越え、その出荷は1000万個を越えている。

 ジャパンマゴットカンパニーでは、近未来型農法として注目されているビーフライの研究開発を促進しており、多種多様な企業などとの共同研究を強く求めている。
 

花粉媒介昆虫としてのヒロズキンバエ(商品名:ビーフライ)を利用したイチゴの促成栽培の例。イチゴ以外にマンゴーなどでも利用できる利点がある 

花粉媒介昆虫としてのヒロズキンバエ(商品名:ビーフライ)を利用したイチゴの促成栽培の例。イチゴ以外にマンゴーなどでも利用できる利点がある

 

イチゴの新たな花粉媒介昆虫としてのヒロズキンバエ(商品名:ビーフライ)が羽化促進装置から飛び出し、訪花する様子(農林水産省YouTubeチャンネルより)

 

◆国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成に貢献する事業活動
 岡山大学は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)」を大学経営の中心のひとつに置き、「岡山から世界に、新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」としての活発に教育、研究、社会貢献などを実施している。

 岡山大学医学部発ベンチャーであるジャパンマゴットカンパニーの事業は、岡山大学が大学経営の中心のひとつに置くSDGsのビジョンと同じものを事業として実施している。それもSDGsが提唱される以前からの、言わば先駆けだ。古来よりの治療法をいまの医療現場に沿う形にし、高度な医療機器や高額医療費も避ける道をつくり出した。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に当てはまる。そして、ハチより安価で、かつ扱いが簡単な農業用受粉ハエ「ビーフライ」の開発は食料の安定確保など農業に関係するSDGsの目標2「飢餓をゼロに」や緑の豊かさを守ることなどに関係するSDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」などに合致する。ジャパンマゴットカンパニーは、SGDsをただのムーブメントとしてではなく、きちんと事業として推進することで、世界共通の目標であるSDGsの達成にも貢献する事業を実施している。
 
岡山大学 x ジャパンマゴットカンパニー x SDGs

岡山大学 x ジャパンマゴットカンパニー x SDGs


◆起業家精神(アントレプレナーシップ)を醸成するSDGs推進研究大学:岡山大学の取組
 岡山大学では近年、大学で生み出された優れた研究成果を世の中に送り出す手段のひとつとして、大学発スタートアップ・ベンチャー企業の育成支援を積極的に推進している。特に学生や研究者の「起業家精神(アントレプレナーシップ)」を醸成することは、仮に起業に至らなくても社会における課題解決や隠れた未知の課題の発見と解決の実践などに必要な「総合知」を得ることができる。

 岡山大学には、学生が主体となってアントレプレナーシップを醸成する学生組織「岡山大学-Ceed」がある。学生が主体となってアントレプレナーシップを共に学び、共に発揮し、未来を創造するミッションを掲げ、「挑戦」「気迫」「誠実」「探究」の4つの行動指針を持ち、学生の視点での課題解決を実践している。

 岡山大学のアントレプレナーシップの先駆けとなる企業のひとつだ。佐藤卓也社長は、「脱サラ」して起業した挑戦者のひとりだが、佐藤社長が起業した当時は「アントレプレナーシップ」などという言葉、あるいは雰囲気などは、ほとんど感じない岡山の土地であった。その中でいろいろな人のつながりやアイデアを育て、事業に結びつけていく行動を絶えず行って来た。

 佐藤社長は「起業へのチャレンジは新しい世界へ自身を誘う勇気と決断、失敗を恐れず自分がやりたいことに進む道です。人生において失敗というものは無いというのが私の持論ですが、失敗からは多くのことを学ぶことができ、多くの失敗を経験した先にあるものが成功だと思います。岡山大学で研究されたシ-ズを育てて世に送り出し社会に貢献するために多くのアントレプレナーがこの岡山から輩出されて、岡山さらには日本の課題解決に取り組んでいくことを期待したいと思います」と岡山大学や岡山で起業へ挑戦しようとしている人たちにエールを送る。佐藤社長に続く起業家が連続的にうまれ、その中から佐藤社長と共に共同研究や共同事業を興す起業家が出てくるかもしれない。新たな価値を生み出す活動を岡山大学では精力的に実施している。いまその活動の取組に多くの注目が集まる。 
 

株式会社ジャパンマゴットカンパニーの佐藤卓也代表取締役 

株式会社ジャパンマゴットカンパニーの佐藤卓也代表取締役


◆参考情報
・株式会社ジャパンマゴットカンパニー
 https://maggot.co.jp/
・マゴット治療用 無菌マゴット取扱い説明書(PDF:2.13MB)
 https://maggot.co.jp/download/maggot_01/
・「ビーフライ利用マニュアル」ミツバチ代替としてのビーフライによる受粉の実用化(PDF:3.12MB)
 https://maggot.co.jp/download/beehly_02/
・イチゴの新たな花粉媒介昆虫としてのヒロズキンバエ(商品名:ビーフライ)の利用(農林水産省)
 https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/new_tech_cultivar/2020/2020seika-07.html
・岡山大学-Ceed
 https://www.ceed-okayama.org/
 

◆本件お問い合わせ先
 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>

  岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
  〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
  TEL: 086-251-8463
  E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
       ※ ◎を@に置き換えて下さい
  https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 <株式会社ジャパンマゴットカンパニーに関するお問い合わせ先>
  〒700-0867 岡山県岡山市北区岡町3-14
  TEL:086-953-4430
  E-mail:info◎maggot.co.jp
       ※ ◎を@に置き換えて下さい
  https://maggot.co.jp/

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000072793.html

2021年3月17日水曜日

【情報発信】岡山大学スタートアップ・新規事業創出強化セミナー『価値の新機軸を創る ~医療・ヘルスイノベーションの「今」』〔2021年3月30日(火)オンライン開催〕

3月30日(火)に「岡山大学スタートアップ・新規事業創出強化セミナー 価値の新機軸を創る~医療・ヘルスイノベーションの「今」」をオンラインで開催します 

 

◆概 要

 SDGsやVUCAな時代、AI・DX推進、コロナ禍、グレート・リセット...さまざまなキーワードとともに刻一刻と時代が劇的に変化している「」、企業ではこれまでにない仕組み作りや新規事業などに急いで着手しています。一方、大学、特に国立大学法人では、これまでの教育、研究、社会貢献の3本柱だけではなく、大学経営という視点の中で経営基盤強化などのためにより多くの外部資金獲得を目指すことや、新たな価値を育むための新しいイノベーション創出の取組を活性化させています。

 今回のセミナーは、「医療・ヘルス領域」に注目し、いままで受けていた医療・ヘルスサービスの延長線上ではなく、まさに漫画やSFの世界の夢の技術を現実にしようとする動き、そしてそういう動きを醸成する場作りや人々の活動について紹介します。

 基調講演では、スタートアップ・ベンチャーの支援やアントレプレナーシップ教育、新規事業開発などの多方面に精通しておられる山下計画株式会社代表取締役の山下哲也氏から医療・ヘルス領域における技術革新の世界の動向についてホットで夢の技術に近づけるお話しを頂きます。

 一般講演は2演題ご用意し、1題目は大学病院という臨床の場において、単に診療、教育という取組だけではなく、医師主導の研究開発や企業との共創による新しい価値創出の取組などについて医師でもある岡山大学病院新医療研究開発センター企画運営部長の櫻井淳氏からお話しを頂きます。そして2題目は、ベンチャーキャピタルの一員として、数多くの医療系ベンチャー企業の支援を行い、かつ救急専門医としての高度な専門知識も兼ね備えた視点をもとに医療における課題を解決するベンチャー企業や新規事業立ち上げ支援などから得た知見について株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)プリンシパルの小林宏彰氏にお話しを頂きます。

 なお本セミナーのオープニング&クロージング、そして講演のモデレーターには共に医療をバッググランドとして臨床開発コンサルティングやアドバイザー、エンジェル投資家などの顔を持つ岡山大学副理事(研究・産学共創担当)・URAの佐藤法仁氏と川崎駅前レディースクリニック院長の川原正行氏の両名が務めます。

 既存あるいは新規事業として医療・ヘルス領域にアンテナを張られている方やスタートアップ・ベンチャーなどに従事、あるいはご関心がある方々ならばとても楽しい時間になると思います。刻一刻と時代が劇的に変化している「今」、価値の新たな新機軸を創る動きやそのヒントとなる視点に触れる機会となれば幸いです。

 どなたでもご参加いただけますので、オンラインではありますが皆様とお会いできるのを心よりお待ち申し上げております。

【日 時】
 2021年 3月 30日(火) 16:30 ~ 18:40

【プログラム】(敬称略)
 モデレーター:川原正行(川崎駅前レディースクリニック 院長)〔講演2担当〕
        佐藤法仁(岡山大学副理事(研究・産学共創担当)・URA)〔基調講演、講演1担当〕

 16:30~ オープニング 価値の新機軸を創る~医療・ヘルスイノベーションの「今」
       佐藤法仁(岡山大学副理事(研究・産学共創担当)・URA)
 16:40~ 基調講演 21世紀のアスクレピオスは電脳の杖をもつ
-MedTech・HealthTechがもたらす⾰新-
       山下哲也(山下計画株式会社 代表取締役)
 17:25~ 講演1 岡山大学病院における産学共創イノベーション創出の取組
       櫻井淳(岡山大学病院 新医療研究開発センター 企画運営部長)
 17:55~ 講演2 医療系ベンチャー企業への投資経験からの学び
       小林宏彰(株式会社東京⼤学エッジキャピタルパートナーズ プリンシパル)
 18:35~ クロージング 価値の新機軸を創る~医療・ヘルスイノベーションの「今」
       川原正行(川崎駅前レディースクリニック 院長)
 


【対 象】
 どなたでもご参加いただけます

【定 員】
 300名(先着順)

【オンライン形式】
 zoomを使用する予定です

【参加費】
 無 料

【パンフレット】
 https://prtimes.jp/a/?f=d72793-20210317-7521.pdf

【申込み方法】
 参加URLをお送りする関係から、出来る限り3月28日(日)までに、以下のフォームからお申し込みください
 https://formsokadairenkei.page.link/210330st

◆参 考
 本セミナーは岡山大学が採択を受けた内閣府の令和2年度「国立大学イノベーション創出環境強化事業」の取組の一環として実施されます。
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9724.html

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 研究協力部 研究協力課 研究支援総括グループ
 (「岡山大学スタートアップ・新規事業創出強化セミナー」受付担当)
  〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8462
 E-mail:renkeikikou◎okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えて下さい。
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000072793.html

【情報発信】岡山大学 中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究キックオフシンポジウム(2021年3月25日(木)オンライン開催)

「中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究キックオフシンポジウム」を3月25日にオンライン形式で開催します


◆概 要
 がんの約1割は遺伝因子によって生じることが知られており、一般に「遺伝性腫瘍」と呼びます。遺伝性腫瘍の原因遺伝子を調べることで、がん予防に結びつけることが可能な場合があります。ただ、遺伝性腫瘍はリスク低減をはかることでがん予防が可能となることが多いものの、日本人に関するデータはまだ十分ではありません。

 そこで岡山大学病院を含む中国・四国地方および東京都・兵庫県の医療機関16施設が協力して、遺伝性腫瘍予防に対する取り組み「中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究」が本年度からスタートしました(2021年2月現在17施設)。

 本シンポジウムは、同研究スタートのキックオフとして、その取組や将来展望などについてご紹介するとともに、ゲノム医療から生まれる新たな医療サービスの価値や産学共創を推進するうえで、同コホート参画17施設が基盤となり、「産学共創の場づくり」に発展して行くことへの期待などについて紹介します。

 さらに特別講演として国立がん研究センター研究所理事である間野博行研究所長より、「がんゲノム医療の現状と今後の展望」についてご講演をいただくことになっております。

 今後のゲノム医療や中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究、新たな医療サービスの提供など、研究から産学共創の場づくりまでの幅広い領域を知る機会となります。研究者や医療従事者の方々のみならず、今後、同コホートや共創の場づくりに参画を試みたい医療・研究機関や企業などの方々のご参加も心よりお待ちしております。

【日 時】
 2021年 3月 25日(木) 17:30 ~ 19:20

【プログラム】(敬称略)
 司 会:冨田秀太(岡山大学病院ゲノム医療総合推進センター 准教授)

 17:30 オープニング「Well-beingの価値を創出するための岡山大学の挑戦」
      那須保友(岡山大学 理事(研究担当)・副学長)
 17:40 「遺伝性腫瘍コホート研究から展開する広域医療圏のゲノム医療」
      平沢晃(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学 教授)
 18:10 特別講演「がんゲノム医療の現状と今後の展望」
      間野博行(国立がん研究センター理事・研究所長・がんゲノム情報管理センター長)
 19:00 クロージング「ゲノム医療における産学共創の強化促進に向けて」
      佐藤法仁(岡山大学 副理事(研究・産学共創担当)・URA)
 

(登壇者:左上より時計回りに)那須保友理事・副学長、間野博行理事・研究所長、平沢晃教授、冨田秀太准教授、佐藤法仁副理事・URA 

(登壇者:左上より時計回りに)那須保友理事・副学長、間野博行理事・研究所長、平沢晃教授、冨田秀太准教授、佐藤法仁副理事・URA


【対 象】
 どなたでもご参加いただけます

【定員】

 
 1000名(先着順)

【オンライン形式】
 Webexを使用する予定です

【参加費】
 無 料

【申込み方法】
 参加URLをお送りする関係から、出来る限り3月23日(火)までに、以下の参加申込用Googleフォームからお申し込みください。
 https://forms.gle/itn4X7iqmigr8WgC7

【ポスター】
 https://cgm-okayama-u.jp/wp-content/uploads/2021/03/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%A1%88%E5%86%85.pdf


◆中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究とは

 2020年12月、中国・四国地方および東京都・兵庫県の医療機関16施設が協力して、遺伝性腫瘍に対する取り組みをスタートしました(2021年2月現在17施設)。遺伝性腫瘍家系を対象に、人口1,100万人の医療圏全体で長期に渡ってきめ細かく丁寧に支援する体制を作っていくことで、日本人に対する最適な医療(マネジメントやサーベイランス)に関するエビデンスを構築します。「地域医療としての遺伝性腫瘍診療」を、地域のみなさんとともに作っていくことが期待されます。

 なお参加施設は継続的に募集中です。ご興味、ご関心のある施設はお気軽にご連絡頂けますと幸いです。

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id801.html
 https://cgm-okayama-u.jp/cohort/

 

中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究の概要 

中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究の概要

中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究に参加している17施設(2021年2月現在) 

中央西日本遺伝性腫瘍コホート研究に参加している17施設(2021年2月現在)


◆参考情報
・癌治療の新たな扉を開く岡山大学病院のヘルスイノベーション 一人ひとりの多様な幸せ(well-being)が実現できる社会のために岡山大学病院が拓く「がんゲノム医療」の最前線
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000072793.html
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 基礎医学棟2階
 TEL:086-223-7151
 E-mail:cgm◎okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えて下さい。
 https://cgm-okayama-u.jp/

 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000072793.html


【情報発信】バイオテクノロジーで顎の骨を失い困っておられる方々の力になる! 窪木拓男教授がAMED「令和3年度臨床研究・治験推進研究事業」に採択

窪木拓男 岡山大学大学院(歯)教授

 

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の大学院医歯薬学総合研究科(歯学系)インプラント再生補綴学分野の窪木拓男教授が3月8日、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和3年度臨床研究・治験推進研究事業」(一次公募)に採択されました。

 同事業は、我が国で生み出された基礎研究の成果を薬事承認に繋げ、革新的な医薬品・医療機器を創出することなどを目指して、基礎研究の成果を治験などに適切に橋渡しするための非臨床試験や、科学性及び倫理性が十分に担保され得る質の高い臨床研究などを推進します。さらに、我が国の臨床研究や治験の更なる活性化を目的とした研究を推進する事業です。

 窪木教授は、既に作成済みのプロトコル(またはプロトコル骨子)に基づいて実施する医薬品に関する臨床研究・医師主導治験の推進の枠において、「大腸菌発現系由来rhBMP-2含有β-TCP製人工骨を用いた顎骨再生療法」という研究開発課題で採択されました。この研究課題は「私たちの体が持つBMP-2という遺伝子を使って、大腸菌に骨を作る力のある薬を代わりに作らせ、それを用いて失われたあごの骨を再生し、インプラント治療を可能とすること」を目指します。

 今回の採択を受けて、窪木教授は「バイオテクノロジーで、あごの骨を失い困っておられる方々の力になれる時が来ました。岡山大学が世界で初めて、この目的で患者様に貢献できることをうれしく思います」とコメント。最長4年間(実施期間:令和3年度~6年度)の研究活動に意欲を見せました。

 岡山大学は、強みである分野のひとつである医療系において、医師主導治験を推進し、患者さんなどが待ちわびる医療現場にこれまでにない新しい医療サービスを提供することを推進しています。

 また、窪木教授が実施しているさまざまな研究開発及び岡山大学、岡山大学病院の取組について、ご関心、ご興味ある産学官のみなさまはお気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです


◆参考情報
 ・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯学系)インプラント再生補綴学分野
  https://www.okayama-u.ac.jp/user/implant/index.html
 ・国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「令和3年度臨床研究・治験推進研究事業」(一次公募)
  https://www.amed.go.jp/koubo/11/03/1103C_00005.html


◆本件問い合わせ先
 <研究開発に関するお問い合わせ先>
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯学系)教授 窪木拓男
 〒700-8525 岡山県岡山市北区鹿田町2丁目5番1号 岡山大学鹿田キャンパス 歯学部棟
 TEL:086-235-6680
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/implant/index.html

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
             ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000072793.html

【情報発信】岡山大学産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年3月期 共創活動パートナー募集開始

★☆★経営・事業企画や新規事業のご担当者、そして経営陣のみなさま★☆★
SDGsやVUCAな時代、DX推進、グレート・リセット、そしてコロナ禍......従来の企業経営や事業運営ではままならない今の時代。経営陣や社員のみなさんがいろいろなシンポジウムやセミナー、展示会に顔を出し、資料やパンフレット、名刺を集め、レポートにまとめ、会議で紹介する。それで終わっていませんか? 肝心なビジョン形成やシーズ・ニーズマッチングなど、人材を含めた企業全体の変革は進んでいるでしょうか?
「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」は、そんな悩みを解決するひとつの手段を提供します。ビジョン形成から大学の叡智を提供し、企業と共に創り上げ、プロジェクトを進めて行きます。ビジョン形成も自前主義を脱し、多様な学術領域の最新の研究を行う教員を有し、またいろいろな産学官出身者が大勢いる大学という組織を利活用して、今までにない価値を社会に提供することを共に目指してみませんか! 

共に次の時代への扉を開きましょう 

共に次の時代への扉を開きましょう

 

産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年3月期 共創活動パートナー募集中!

 
◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)は、「岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」を掲げ、2019年6月に「岡山大学オープンイノベーション機構」(岡大OI機構)を設置し、戦略的・組織的産学共創の強化から社会実装の加速を目指しています。
 岡大OI機構の取組のひとつに、企業と大学の担当者がタッグを組み、共に考え、ビジョンを形成し、学内活動を通じてマッチングを行い、プロジェクトを創り上げていく産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」(岡大OIチャレンジ)を実施しています。
 岡大OIチャレンジは、新しいビジョン形成や企業ニーズと大学シーズの掘り起こし、予想しない新知見の獲得などから既存事業育成(1→10)だけではなく、新規事業創出(0→1)などに取り組める「共創の場」を手にすることができます。
 今回、2021年3月期の岡大OIチャレンジ共創活動パートナーを募集します。ご関心のある企業・団体等のみなさまのお問い合わせを心よりお待ちしています。

1.はじめに
 企業における新規・既存事業等において大学は重要なステークホルダーですが、繋がりがないなどのために接触を持ちにくいことがあります。特にスタートアップやベンチャー、中小企業などは「大学は敷居が高い」と感じる“壁”があり、何から準備をすればいいのか、どこに何を聞けばいいのかなど、アプローチがしにくいです。
 また大企業の新規事業担当者の方なども、シンポジウムやセミナー、展示会などで情報取集を行ったとしても、それが「次につながる」ということが難しいと思います。またVUCAな時代やDX推進、グレート・リセット、そしてコロナ禍の世界などで、これまでの企業戦略や事業形態ではままならず、新たなビジョン形成や事業創造が強く求められている時代でもあり、そのビジョンには国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」などのフレーズが多いです。
 

 

企業と大学がアンマッチを引き起こす要因の例

 
 他方、大学は企業の求めるニーズを十分に把握しているわけではなく、強いては企業が求めていない“シーズの押売り”や“研究者の押売り”になることもあります。
 さらに多くの学問分野や産学官出身者が集まる大学という組織は、合意形成やコンサルティングに秀でていますが、この得意で強みある能力を企業支援や共創活動に十分に役立てられていない点もあります。

2.岡山大学オープンイノベーションチャレンジ(岡大OIチャレンジ)とは?
 企業と大学の担当者がタッグを組んで共にプロジェクトを創り上げて活動する「産学共創活動」のひとつです。産学共創活動における、「ビジョン形成・マッチング活動」→「マッチング(共同・受託研究)」→「共同研究の大型化」の行程の中で、入口となる「ビジョン形成・マッチング活動」の領域を学内産学共創活動で強化する、これまでにない新しい取組です。 

 

岡山大学オープンイノベーションチャレンジは、ビジョン形成から産学共創を開始。「共に考える」から始め、新しいプロジェクトを創り出します

 
 例えば企業が既存事業育成(1→10)などを行う際、大学のあらゆるシーズを探索しますが、これまでは大学担当者が提示したシーズを企業担当者が照らし合わせる「仲人のお見合い形式」のようなもので、うまく行かないこともありました。また企業の新規事業創出(0→1)を模索する際は、明確な企業側のビジョンやニーズが固まっていない時もあり、その際は大学や研究者らにどのようにアプローチすればよいのか悩みます。
 岡大OIチャレンジでは、ビジョン形成とニーズとシーズのマッチングからどのような新たな価値を生み出し、社会に提供できるのかなどの「共に創り出す(共創)」を起点に置き、企業と大学の担当者がユニットを結成し、タッグを組んで「学内活動(学内産学共創活動)」を行います。
 

岡山大学オープンイノベーションチャレンジの具体的な流れ(企業の都合等で柔軟に対応可能) 


 まずは共にビジョン形成を行い、プロジェクトを作り上げ、その中で「企業→研究者」、「研究者→企業」の双方からの課題や案などの提示・検討を行う「共創ピッチ」を開催、よりよい産学共創を生み出します。
 特にビジョン形成を行う際、コンサルティング企業に多額の経費を支払ったり、自社リソースのみで時間を掛けて調査したりという形が多かったですが、多様な学術領域の最新の研究を行う教員を有し、かつ産学官出身者が大勢いる大学組織と共にビジョン形成を実施することで自社のビジョンや事業戦略を客観的に捉えることができます。またこれまで企業は勝手に大学内で調査や営業活動を行うことができませんでした。大学担当者と共に学内活動を行う「共創の場」を得ることで、より多くの研究者との出会いや新たな知見の発見などに結びつき、事業運営などにも大いに役立ちます

<岡山大学オープンイノベーションチャレンジの企業のメリット>
・新規事業やSDGsなど、これまでにない取組を実施するにあたり、自社リソースだけではなく、大学という多種多様な人的・物的リソースを活用することができる。
・企業ニーズ内容を的確に大学担当者、研究者に伝えられる。・学内産学共創活動の共創ピッチでは研究者提案で企業側が予想しない新知見の獲得などが可能。
・既存事業育成(1→10)と新規事業創出(0→1)の双方で利用できる。
・最新の研究者や多様な産学官出身の大学人らと「共に考える」ことで、自社リソースだけでは思いつかない、得ることのできない新たな思考や発見、繋がりなどを得ることができ、社員の人材・キャリア育成にも大いに役立つ。など

◆その他
1.本学東京オフィスにも職員が駐在していますので、関東圏の企業などの方は同オフィスにご連絡を頂いても大丈夫です。
2.プログラムを水面下(世間に対して非公表)で動かしたいという企業側の意向がある場合、実施期間中はそのように取り扱います。
3.共創ピッチは、秘密保持のもと学内限定・非公開で開催します。また、既に他の企業等と進めている岡大OIチャレンジとは、情報の漏洩や企業同士が出会わないなどの配慮を十分に行います。


<岡山大学オープンイノベーション機構からのお願い>
 もし企業側で「ビジョン形成など、まどろっこしいことはせずに経費と資料を提供するのでビジョンをまとめて欲しい、それに見合う大学シーズを提供して欲しい」というご要望ある場合は、当機構ではお申し出をお断りしております。誠に僭越ではございますが、ビジョン形成(ビジョンのみならず、それに付随するミッション、バリュー、パッションなどを含む)という「考えることをやめるやり方」は、コロナ禍の後に来る、人類の誰も経験したことのない新しい時代に、社会が求める価値を提供し続けることはできないと私たちは考えています。

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学オープンイノベーション機構/研究推進機構
 〒700-8530 岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟
 TEL:086-251-7112
 E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい。
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 <関東圏の企業等の方>
 岡山大学東京オフィス
 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 キャンパス・イノベーションセンター(CIC)6階  601号室
 TEL:03-6225-2905
 E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/alumni/satellite_office.html 
 最寄駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅東口(芝浦口)から徒歩1分
     都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅(A4出口)から徒歩5分
 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています


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【情報発信】岡山大学異分野基礎科学研究所の沈建仁副所長・教授が日本植物生理学会賞を受賞!

岡山大学異分野基礎科学研究所の沈建仁副所長・教授


  国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の異分野基礎科学研究所(RIIS)の沈建仁副所長・教授が日本植物生理学会賞の2021年度受賞者に選出され、3月15日にオンライン開催された第62回日本植物生理学会年会で授賞式と受賞講演が行われました

 日本植物生理学会賞は、植物科学分野で際立った研究成果を挙げた日本植物生理学会会員に与えられるもので、毎年1人の受賞者が選出されます。沈教授は、「光合成における水分解反応機構の解明」という業績により受賞。受賞講演で、沈教授はこれまでの研究成果を紹介し、光エネルギーにより水が分解され、水素イオンや分子状酸素が生成される様子を説明しました。また、今後の抱負についても話しました。

 受賞を受け、沈教授は「大変名誉ある賞を受賞させていただき、これまで協力していただいた多くの共同研究者に感謝したい。今後も大きな研究成果が得られるよう努力したい」と話しています。
 

日本植物生理学会賞を受賞した沈建仁副所長・教授 

日本植物生理学会賞を受賞した沈建仁副所長・教授


 沈副所長・教授の光合成研究は、アメリカの国際科学雑誌「Science」の『2011年に得られた科学10大成果』の一つに選ばれるなど、国際的にも高く評価されています。2011年以降もインパクトのある研究成果を継続的に報告しており、産学官の各分野から注目を浴び続けています。また岡山大学は、植物学分野の研究力が極めて高い総合大学※であり、今後も沈副所長・教授ら強みある植物学分野の研究力強化促進とともに、異分野融合から生まれるさまざまな研究成果をもとに、私たちの生活と地球環境をより豊かにしていけるように活発な取り組みを進めていきます。

※植物学の研究力が高い岡山大学
 岡山大学の強みある研究分野の一つとして植物学分野が挙げられます。文部科学省の科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の調査では、岡山大学資源植物科学研究所(IPSR)が、Top10%補正論文割合(Q値)の最も高い組織として評価されています。また、「平成23年(第5回)みどりの学術賞」では、本学の佐藤公行名誉教授が受賞するなど、我が国のみならず世界の植物学分野を先導し続ける「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」です。
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6561.html

◆参考情報(沈建仁副所長・教授の主な受賞について)
・沈建仁教授が「朝日賞」受賞(2013年1月4日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/topix/topix_id231.html
・田中エグゼクティブアドバイザー、沈教授が山陽新聞賞受賞(2013年1月9日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id2188.html
・異分野基礎科学研究所の沈建仁教授が日本結晶学会2016年度学会賞 西川賞を受賞(2016年12月2日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6331.html
・沈副所長・教授が「平成29年(第11回)みどりの学術賞」受賞(2017年5月9日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6667.html
・異分野基礎科学研究所の沈副所長・教授が「三木記念賞」を受賞(2017年9月7日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6935.html
・沈副所長・教授が日本植物学会の学術賞を受賞(2017年9月20日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6960.html
・異分野基礎科学研究所の沈教授が、スウェーデン王立科学アカデミーより「グレゴリー・アミノフ賞」を受賞(2019年9月18日)
 http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8748.html
・異分野基礎科学研究所の沈教授が、令和2年秋の紫綬褒章を受章(2020年11月2日)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/topix/topix_id574.html

◆参 考
・岡山大学異分野基礎科学研究所(RIIS)
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/
・沈教授の研究がサイエンス誌の「2011年における10のBreakthrough of the Year(画期的成果)」の一つに
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/topix/topix_id184.html

◆本件問い合わせ先
 <研究開発に関するお問い合わせ先>

 岡山大学異分野基礎科学研究所 副所長・教授 沈 建仁(しん けんじん)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-8502
 http://www.riis.okayama-u.ac.jp/

 <岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学連携・知的財産本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
              ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています 

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000072793.html