2018年3月12日月曜日

【情報発信】“泥”から宝を生み出す 「岡山大学未来懇談会Session1-2」を開催

岡山大学は槇野ビジョンのもと、より良い大学の将来構想についての多角的な検討を実施し、絶え間ない大学改革を進めています。その中で、本学の次世代を担う若手教職員ならではの視点とアイデアを重要な参考材料として未来の岡山大学に生かしてくための取り組みの一つ「岡山大学未来懇談会Session1-2」(未来懇)を2月23日、本学津島キャンパスの本部棟で開催しました。

開催にあたり、伊野英男副理事から
2月16日に開催したSession1-1についての振り返り説明とともに、未来の岡山大学を築くさまざまな意見の集約への期待が述べられました。次に竹内大二理事・副学長(研究担当)が「今日も実りのあるディスカッションを期待しています」とあいさつしました。

今回の未来懇は、2回を通じて「岡山大学の未来像~大学院の強化を中心に~」をメインテーマとしており、本学の研究力強化へつなげるものです。

議論では、各グループがSession1-1で出した大学への不満や徒労感といった“泥”の部分をもとに、それをメインテーマに建設的に結びつけることを目的に進められました。その後、各グループにおける取りまとめ案を代表者が発表。
大学院の強化として、会議などを減らし教育研究に取り組む時間の確保、特に創造性を育むための思考の時間の確保の重要性が述べられたほか、教育や研究、社会貢献、運営などの役割ウェートを柔軟にし、それに対応した教員評価システムの制度改革など、現実的な課題解決案から岡山大学の未来を拓くアイデアなどが発表しました。
発表後は、狩野光伸副理事のファシリテートのもと全体討議が行われ、アイデアを膨らませるさらなるアイデアや、意見に対する反論と新たな案の提案など、白熱した討議が行われました。
会の最後にあいさつした佐藤法仁副理事からは、未来懇参加への感謝とともに、今回の場で新たにできた人の繋がりを生かしていくことや、未来懇で出てきたアイデアを実現化していくことの重要性が述べられました。

岡山大学では今後も継続的に未来懇を開催する予定です。また、未来懇で出たアイデアや意見を実際の大学改革に取り組んでいく「実現性」も重要です。短期的、中・長期的に取り組む内容を明確にし、槇野ビジョン『しなやかに超えていく「実りの学都」へ』の実現を進めていきます。

【本件問い合わせ先】
総務・企画部大学改革推進室
TEL:086-251-7754

 

あいさつする竹内理事・副学長


グループでの議論


代表者による発表
 

未来懇談会Session1-2の参加者ら

http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id7360.html

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