2016年6月16日木曜日

【情報発信】「岡大農場出身『千屋牛』」市内の百貨店で販売開始

岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター津高牧場で生まれ、新見市の有限会社哲多和牛牧場で肥育した「千屋牛」が6月15日、「岡大農場出身『千屋牛』」として天満屋岡山店精肉売場で販売開始されました。

津高牧場では、25年間にわたって外部からウシを導入することなく、岡山系雌ウシと雄ウシの交配にこだわり、優秀な系統の選抜を実施。優良な子牛を年間40頭程度、出荷しています。

「岡大農場出身『千屋牛』」は、津高牧場から出荷した子牛(生後8~9カ月)が、新見市にある哲多和牛牧場でオカラやエリンギの培地、県産もみ米等の発酵飼料など、こだわった方法によって20~22カ月肥育され、千屋牛の定義を満たした和牛です。今回、農学部附属山陽圏フィールド科学センターで生産された農産物や加工品を販売する際の統一ブランド「岡大農場」を付けて、継続的(毎月1頭程度)に販売されることになりました。

津高牧場で13日に開催された記者会見では、門田充司農学部長、環境生命科学研究科の舟橋弘晃教授が「岡大農場出身『千屋牛』」ついて説明。会見後には、同牧場の子牛の撮影も行いました。舟橋教授は「地域特産の「千屋牛」の振興に寄与し、さらに、岡山大学や「岡大農場」の更なるブランドイメージ向上を目指したい」と話しました。

ポスターはこちら


記者会見はこちら(学内限定)(ポスターをクリックすると記者会見の動画が始まります)


津高牧場:
津高牧場は昭和53年11月、地域特産の「千屋牛」の振興に寄与することを目的に開設されました。現在は、生産効率の高い省力型肉用牛生産牧場モデルとして黒毛和種子牛生産に特化した牧場として運営。岡山空港に隣接する31haの土地で、約70頭の和牛を飼育しています。中四国の大学では最大の和牛生産実習施設で、岡山大学農学部の学生だけでなく、中四国の学生が実習で利用しています。

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科 教授 舟橋 弘晃
TEL: 086-251-8329



津高牧場で生まれた子牛
 

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