2017年10月12日木曜日

【光生命】名古屋大学との大学間協定調印式を開催 「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)の実用化に向けて

名古屋大学と岡山大学は9月29日、革新的ながん治療法である「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)の実用化に向け、大学間協定を本学津島キャンパスで締結しました。

名古屋大学の松尾清一総長を招いて開催した調印式では、松尾総長と槇野博史学長が協定書に署名し、笑顔で固い握手を交わしました。


松尾総長は「本協定は中性子発生装置の開発とホウ素薬剤の開発という両大学の強みを生かし、有機的に統合することができる協力協定であり、実用化に向け、関係者一同の一層の努力を期待する」と話し、槇野学長は「これまで治療が困難とされてきた悪性の腫瘍に対する治療法としてBNCTが注目を集めており、今後、さまざまな種類のがんへの適用が期待される。両大学の共同研究をさらに推し進めていきたい」と述べました。
名古屋大学と岡山大学とは、今後さらに共同研究を推進し、国際原子力機関(IAEA)や他の研究機関とも連携してBNCTの世界標準の確立を目指します。



握手を交わす松尾総長(左)と槇野学長


松尾総長(左)と槇野学長が協定書に署名
 

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