【情報発信】心理学×ＶＲで火災による死者をゼロへ 岡山市消防局、VRソフト開発の株式会社白獅子との三者間で、住宅火災予防に係る研究についての契約を締結

岡山大学は、岡山市消防局及びVRソフト開発の株式会社白獅子との三者間で、VR（バーチャルリアリティ）を利用した、住宅火災予防に係る研究についての契約を締結しました。

仮想空間で住宅火災を体験した人間の、避難時の軌跡（行動）をデータ化するシステムを開発し、そのデータを集約します。集約したデータは、心理学的観点で分析を行うことで、データ・エビデンスに基づいた最適な避難方法の研究を行います。VRソフト開発を株式会社白獅子が、監修・火災データ提供を岡山市消防局が担当し、心理学的領域に関しては、本学大学院教育学研究科の岡崎善弘講師が担当します。

VRによる、住宅火災被災時における生存率向上を目的とした行動データ集積システムの開発および研究は全国初となります。今年度から来年度にかけてデータを集め報告書をまとめていきます。


〇岡山市消防局の、VR（360度）カメラによる模擬家屋燃焼実験の動画をこちらからご覧いただけます。
（YouTubeにリンクします。）

【本件お問い合わせ先】
大学院教育学研究科
講師　岡崎善弘
Mail: okazakiys◎okayama-u.ac.jp
※@を◎で置き換えています。

共同研究内容のイメージ


VR体験イメージ

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9355.html