2019年9月30日月曜日

【情報発信】「岡山大学研究・産学共創活動のありたい未来の姿」についての学内講演会を開催

岡山大学は、2013年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。

今回、今年4月に着任した那須保友理事(研究担当)・副学長兼研究推進機構長の発案による「岡山大学研究・産学共創活動のありたい未来の姿」と題した学内講演会を7月30日、本学本部棟にて開催しました。

講演会は、研究事務・マネジメントを担う研究協力部と研究推進機構の全職員が本学の研究・産学共創活動の現状を把握し、短・中期的な将来を見据えた際により良い変化を引き起こすために、自分自身が日々の業務で何を行うべきなのかなどについて考える場とすることを目的としています。「何のために、誰のために岡山大学で仕事をするのか」という問いかけからはじまり、本学のこれまでの歩みを俯瞰しつつ、築き上げてきた研究・産学共創の強みと、まだ手が十分につけられていない分野への対応などについて話しました。

また、那須理事がこれまでの教員、研究者、医師、ベンチャー経営者、研究室主宰者、部局長などの経験から学んだことや、辛い状況下では自身と周囲とが力を合わせ最良と思う道を見つけ出して進んできた実体験などについて紹介。「岡山大学で働くとワクワクすることができる。一人一人が当事者となれる人文知・人間力を身に付けてもらいたい」などと研究協力部と研究推進機構の全職員に語り掛け、参加者らは熱心に聞き入りました。

岡山大学本年5月31日に創立70周年を迎えました。今後ますます教育研究と社会貢献を通じて、地球と人類社会におけるSustainability(持続可能性)とWell-being(幸福)を追究し、地域とともに、岡山から世界に、新たな価値を創造し続ける大学として多方面で精力的に活動していきます。その中で研究・産学共創活動は重要な一翼を担うものであり、担当全職員が未来を見据えつつ一丸となって日々の歩みを確実に進めていきます。今後の本学における研究・産学共創活動にご期待ください。

 【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進機構 リサーチ・アドミニストレーター(URA)室
TEL:086-251-8919



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