2013年9月1日日曜日

【光生命】シンポジウム1:「難治固形がんに対する遺伝子治療」キックオフシンポジウム 開催・参加

2013年9月1日(日)岡山市北区

岡山大学の強みとして、医療分野が挙げられます。その中で、ナノバイオを核とした本学独自のセンターは、医療イノベーション創出の最前線として活動を精力的に行っています。

今回、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)は、本学機能強化戦略プロジェクトのひとつとして、「難治固形がんに対する遺伝子治療」のキックオフシンポジウムを岡山市内で開催しました。会場には、産・官・学・民、120名の方々が熱心に講演に耳を傾けました。

現在、政府は「日本再生戦略」と「健康・医療戦略」の両戦略の推進に注力しています。本学は「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学)」「臨床研究中核病院」という医療イノベーション創出に最適な土壌を有しており、現在、多種類の難治固形がん克服の期待が持たれるREIC遺伝子の臨床応用を進めています。

シンポジウムでは、ICONTセンター長である公文裕巳本学大学院医歯薬学総合研究科教授がREICの開発コンセプトと臨床研究の現状について講演しました。その他、開発に関わる本学研究者らが研究報告を行いました。

また、特別講演では加藤勝信内閣官房副長官が「日本経済再生と日本版NIH」と題してご講演いただき、今後わが国の健康・医療戦略における研究開発の司令塔となる日本版NIH構想について最新情報を提供していただきました。

本学では今後も医療イノベーションの担い手となるべく、「医療先進県岡山」から日本発の革新的がん治療薬の創出を目指します。

特別講演を行う加藤勝信内閣官房副長官

研究発表を行う公文裕巳教授
 
シンポジウム演者ら


国立大学法人岡山大学:http://www.okayama-u.ac.jp/index.html
岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター:http://www.okayama-u.net/medic/icont/

 

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