2021年2月27日土曜日

【情報発信】大学院自然科学研究科の小野努教授が「第3回岡山テックプラングランプリ」で最優秀賞を受賞

大学院自然科学研究科の小野努教授は2月6日、株式会社中国銀行・株式会社リバネスが主催するビジネスプランコンテスト「第3回岡山テックプラングランプリ」で最優秀賞を受賞しました。

このコンテストは、新規事業の創出とベンチャーの育成・支援によって大学等の研究成果を社会実装し、地域の産業を育むことを目的とした株式会社リバネスによる「岡山テックプランター」事業の一環として、2018年度から開催されています。

小野教授は、次世代の新しい繊維材料「ナノファイバー」を高精度で生産できる世界初の湿式紡糸法を活用した事業について提案。岡山に集積する繊維産業の革新につながる点が評価され、今回の受賞となりました。

小野教授は受賞に対し「今回の受賞で事業化に向けて大きく背中を押された気持ちです。できるだけ早く社会に魅力的な製品を提供できるように一層励みたいと思います」と述べました。

第3回岡山テックプラングランプリファイナリストには、小野教授のほか、本学教員が結成した5チームが選ばれ、すべてのチームが入賞しました。
 
【第3回岡山テックプラングランプリ入賞者】
・最優秀賞
・KOBASHI HOLDINGS賞
・MASC賞
  発表者:大学院自然科学研究科(工)教授 小野 努
  チーム名:湿式材料デザイン
  テーマ:マイクロ化学プロセスで新たな機能性素材を創出する

・中国銀行賞
  発表者:大学院医歯薬学総合研究科(歯)教授 髙柴 正悟
  チーム名:SoLA
  テーマ:新規リン酸化プルラン-CPC殺菌剤の複合物を配合した低濃度で長期間作用するオーラルケア用品の開発

・オルバヘルスケアホールディングス賞
  発表者:大学院医歯薬学総合研究科(医)助教 逢坂 大樹
  チーム名:Medical DLC Labo
  テーマ:Diamond-like-carbon (DLC) による医療器機用コーティングの次世代プラットフォーム作成

・ガット賞
  発表者:大学院環境生命科学研究科(環)教授 木村 幸敬
  チーム名:チームケミプロセス
  テーマ:バイオ燃料生産時の副産物を生分解性バイオプラスチック原料にワンポットで転換

・日本ユニシス賞
  発表者:岡山大学病院産科婦人科助教 牧 尉太
  チーム名:そなえ株式会社
  テーマ:母子手帳のデジタル化と予防医療拡充による次世代社会モデルの創成

○関連HP
第3回岡山テックプラングランプリ開催!最優秀賞は「湿式材料デザイン」に
岡山テックプランター2020
小野教授の所属する界面プロセス工学研究室

○本学では、研究推進機構産学連携・知的財産本部が窓口となり、事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関するさまざまな支援を行っております。
 ベンチャー企業設立にご興味をお持ちの教職員・学生の皆さんは、どうぞお気軽にご相談下さい。

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