◆発表のポイント
- 国道2号を中心とした岡山倉敷都市圏の渋滞緩和や環境改善を目指し、産官学が連携した岡山倉敷都市圏MM検討会を2018年に立ち上げ、各種MM施策を検討・実施しています。
- このたび、各種MM施策の統一的な情報発信、そして国道2号を中心に通勤通学におけるクルマ利用者へのより一層の周知・理解、そして施策への参加を促すため、「GOOD ROUTE(グッドルート)」プロジェクトを立ち上げました。
- 「GOOD ROUTE」のホームページ等を通し、各種MM施策の紹介を行うとともに、クルマ利用者に対し、「GOOD ROUTE」のプロモーションビデオなどを踏まえた「ワンショットTFP」を実施します。さらに、アンケート調査を実施し、プロジェクトの効果を検証します。
岡山倉敷都市圏では、国道2号を中心に、通勤通学時の朝夕ラッシュ時において、慢性的な交通渋滞に悩まされています。交通渋滞への対策として、バイパス整備や車道拡幅等のハード面での整備のほか、クルマ利用から公共交通利用への転換や朝夕ラッシュ時を避けた通勤(時差出勤)等をクルマ利用者に呼びかけるソフト面での取り組みがあります。ソフト面での主要な取り組みとしてMM(モビリティ・マネジメント)があり、岡山倉敷都市圏における渋滞緩和や環境改善を目指し、産官学が連携した岡山倉敷都市圏MM検討会(委員長:岡山大学大学院環境生命科学研究科・氏原岳人准教授)を2018年に立ち上げました。
本検討会では、ピーク時間帯のクルマ利用からそれ以外の交通手段に転換してもらうための施策を検討・実施してきました。
このたび、時差出勤の推進や、公共交通機関等のクルマ以外での通勤通学の促進など各種MM施策を統一的に情報発信するため、そして、国道2号を中心に通勤通学のクルマ利用者へのより一層の周知・理解、MM施策への参加を促進することを目的に、岡山倉敷都市圏におけるMM施策を1つのブランド「GOOD ROUTE(グッドルート)」として立ち上げました。
2020年10月1日より「GOOD ROUTE」のホームページを公開しており、そこでは「思考する移動」をコンセプトに日々の通勤通学時間を見直してもらうためのプロモーションビデオや時差出勤等の各種MM施策の紹介を行っております。
今後、「GOOD ROUTE」のホームページを通し、新しいMM施策の発信を行うとともに、クルマ利用者に対して「ワンショットTFP」を実施する予定です。また、アンケート調査などから行動変容の効果を検証し、改善を図っていきます。
○ GOOD ROUTEホームページ
◆研究者からのひとこと
バイパス整備や車道拡幅などのハード整備をしっかりと進めつつも、皆様一人一人の移動について考えて頂くための取組を実施します。よりよい移動のために、自分だけの「GOOD ROUTE」を考えてみませんか? | 氏原岳人准教授 |
<詳しい内容について>
岡山倉敷都市圏の渋滞緩和を目指し、産官学が連携して、「GOOD ROUTE」プロジェクトを立ち上げ!!
<お問い合わせ>
岡山大学大学院環境生命科学研究科
准教授 氏原岳人
(電話番号)086-251-8850
(FAX番号)086-251-8850
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id775.html
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