2020年12月16日水曜日

【情報発信】「Global×Localな医療課題解決を目指した最先端AI研究開発」 人材育成教育拠点採択のキックオフミーティングを開催

岡山大学は、文部科学省の「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成産学協働プロジェクト」へ、東北大学(主幹校)、北海道大学(連携校)と協力し、「『Global×Localな医療課題解決を目指した最先端AI研究開発』人材育成教育拠点」を申請し、採択されました。12月9日には、本学の事業スタートを目的としたキックオフミーティングを、鹿田会館(鹿田キャンパス(旧生化学棟))で開催。本学、協力大学及び協力企業の関係者約70名が会場とオンラインで参加しました。

 

プロジェクトは「地域ならではの豊富な医療課題 をキュレーションし、AI解決までをデザインできる人材を広く養成すること」を達成目標に掲げ、博士課程人材養成プログラムを全国各地の大学や研究機関、民間企業、自治体と連携し推進します。トップエッジの高さと裾野の広さを強く意識し、AI人材育成モデルを構築し、教育カリキュラムでは最先端AI研究開発に係る講義から始まり、医療現場での実課題に対しそれらのAI知見を最適に活用する方法を身につけます。本学では、令和3年度4月に、大学院医歯薬学総合研究科博士課程に新コース「医療AI応用コース」を開設し、AI技術を、医療現場での実課題解決のため最適に活用できる人材育成の拠点を形成します。

 

開会あいさつで、本学の槇野博史学長は、「本学でのAI教育の加速と、複数のアカデミアと協力した学位プログラムが大学院改革のモデルとなることを期待している」と述べ、丸山浩・文部科学省高等教育局医学教育課長から、「先進的医療人材の養成に取り組んでいただき、他大学への波及を期待している」とビデオメッセージをいただきました。主幹校である東北大学の冨永悌二副学長(病院経営担当)は、「東北、北海道、岡山と地域ならではの医療課題を解決すること」とプロジェクトの特徴を話しました。

 

プロジェクト概要説明に続き、本学の医療系AI研究の先行事例や学内のAIプロジェクトを紹介。工学部の音声合成技術を使ったプログラム紹介動画も披露されました。協力大学の一つである北海道大学大学院医学研究科の工藤與亮教授のあいさつの後、本学の那須保友理事(研究担当)・副学長が閉会の辞を述べました。

 

キックオフミーティングの内容の一部は、専用HPにて公開する予定です。

参考:文部科学省ホームページ  

<お問い合わせ先>
大学院医歯薬学総合研究科 教授 豊岡伸一 
TEL:086-235-7262
大学院医歯薬学総合研究科等学務課 
医歯薬AIプロジェクト事務局(担当:藤原)
TEL:086-235-7002



https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9868.html


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