同社は住宅内装建材・素材で国内トップクラスのシェアを誇る東証一部上場の大手メーカーであり、建材・素材事業にとどまらず、施工・工事などのエンジニアリング事業も展開。研究開発にも注力し、環境に配慮した素材を数多く開発するなど、業界のリーディングカンパニーとして知られています。
岡山大学と同社とは、これまでも、同社のR&Dセンターが岡山県に立地していることから、その地縁を活かし、内装建材の抗ウイルス性能評価に関する共同研究を行うなどの連携を進めてきました。本学はSDGs達成への貢献をビジョンとしており、同社もSDGs達成への貢献に向けた活動の拡大と加速を目指す中期計画を2019年度にスタートさせており、互いの理念が一致したことから、パートナーシップを強化し、さらなるSDGs達成への貢献を図るため、このたび、本協定を締結することとなりました。
今後は、本協定に基づき、環境配慮型新素材の創出、健康社会の実現に貢献する空間構築等SDGs達成に資するテーマでの共同研究の実施や本学学生・研究者と同社社員の相互交流、SDGs教育の支援等を通じて、SDGs達成に貢献できる人材の育成などを行う予定です。
この日、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、オンラインで実施した調印式では、本学の槇野博史学長、同社の億田正則代表取締役社長が協定書に署名しました。署名後、槇野学長は「建材・素材業界をリードする同社と工学分野、医療・ヘルスケア分野の研究者・学生が連携することで、住み続けられる街づくりや快適で健康な空間の実現などSDGs達成に資する成果を生み出してゆきたい」、億田社長は「ともに岡山市を拠点とする岡山大と連携を深め、研究開発をスピードアップするとともに、人材交流、人材育成などで多面的なシナジー効果を生みだし、幅広い社会貢献につなげたい」とあいさつしました。
【本件問い合わせ先】
研究協力部産学連携課
TEL:086-251-8462
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