2020年12月30日水曜日

【情報発信】岡山リビングラボ 2020年度「ヘルスケアビジネス・メンタリングデイ」を開催

岡山大学は全学を挙げて研究力強化・産学共創に力を入れており、本学のオープンイノベーションの強化推進の取組のひとつとして、「岡山リビングラボ」(企画運営担当:志水武史本学大学院ヘルスシステム統合科学研究科特任准教授)の取組を実施しています。今回、2020年度の「ヘルスケアビジネス・メンタリングデイ」を12月21日、岡山リビングラボとおかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ)が主催、岡山大学オープンイノベーション機構の共催でオンライン形式で開催しました。 
 
「ヘルスケアビジネス・メンタリングデイ」は、今後ニーズが高まる有望な成長分野でありながら事業化が難しいとされるヘルスケア/生活関連サービス分野において、当該分野の知見を豊富に有する複数のメンターがヘルスケアビジネスアイデアの事業化を個別に支援(相談・助言)するもので、今回が初の開催となります。 
 
メンターを務めたのは、本学大学院ヘルスシステム統合科学研究科の志水武史特任准教授、BCC株式会社代表取締役社長(大阪市立大学客員教授)の伊藤一彦氏、株式会社Japan&IndiaProjectDesign代表取締役社長(神戸大学客員教授)の佐藤正和氏の3人です。当日のメンタリングは、事業化を検討している参加グループ(5グループ)に対し3人のメンターが順次にオンライン上でそれぞれ約20分の相談・助言などを行う流れで行い、1グループあたり合計60分の事業化支援を受けることが可能になっています。メンタリングを受けたグループは本学学生のほか、県内の法人および個人事業主、県外企業などでした。 
 
今回のメンタリングを通じて、「自分の事業モデルに自信が持てた」、「今後の事業化に向けた課題が明らかになって良かった」といった参加者からのさまざまな声が聞かれました。また、メンターからは今後の事業化に向けた期待の声や事業アイデアの多様性を評価する声がありました。 
 
会の企画運営担当である志水准教授は「ヘルスケア分野の事業化は他の産業分野と異なる難しさがあるだけに、メンターによる事業化支援はヘルスケア分野において特に有効。今後も岡山リビングラボの広域連携を通じて事業化を支援してくれるメンターの発掘・確保を図り、来年度以降はメンタリングディをより拡充したい」とコメント。今後、オープンイノベーションをもとに地域から産学共創などを加速させるとともに、新たなイノベーションを創出させる取り組みを活性化させていきます。



【本件問い合わせ先】
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
TEL:086-251-8612
Email:shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

 


https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9909.html

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